きゅうりに蜂蜜をかけるとメロンの味になる!など、ときどき巷で話題になる食べ合わせネタ。これ、わたしの大好物(笑)。普段、一緒に食べることのない“相容れない”食べ物同士を組み合わせることで、まったく別の食ベ物の味になるなんて…不思議だし、ロマンさえ感じます(わたしだけ?)。そこで本日は、数多ある食べ合わせネタの中から、「みかん+のり+しょうゆ=?」「豆腐+ヨーグルト+蜂蜜=?」を試してみることに。
春巻きならぬ…新解釈【ハルマキ】に挑戦♪みかんを皮までまるっと使う「スイーツハルマキ」が斬新すぎ
【食べ合わせのフシギ】みかん+のり+しょうゆ=いくら!?
まず検証するのは、「みかん+のり+しょうゆ=いくら」。みかんがいくらの味に…?まったく信じられず。
では、やってみましょう!
みかん1房とのり8cmくらいを用意。
のりの上にのったみかん…初めて見ました(笑)。不思議。
では、みかん1房をのりで巻いて、しょうゆをちょっとつけていただきます!
うわっ、おもしろ~い。みかんの味がいくらになる瞬間が、ほんの一瞬あります。わたしの場合、その瞬間は4噛み目にやってきました。のりの磯の風味としょうゆの塩味と旨味、みかんの果肉のつぶつぶ感が重なって、遠くの方ですが、いくらが確かにいます!
この食べ合わせを試した人の感想をネットで調べてみると、「ひと口目からいくらを感じた!」という人もいれば、「のりとしょうゆの味がするみかんだった…」という人も(笑)。このほか、「みかんの甘味に負けないよう、しょうゆはたっぷりつけた方がいい」という人もいれば、「しょうゆをつけすぎるとのりが湿気るので、ほどほどにしておくのがいい」という人など、こだわりも人それぞれのようです。
いろいろ調べてみると、実はこれ、味覚を数値化する「味覚センサー」を開発した九州大学五感応用デバイス研究開発センターの都甲潔教授が、「本物の食材とほぼ同じ味だ」と証明した組み合わせのひとつなんだとか。塩味・旨味・苦味・甘味などの味のバランスが「みかん+のり+しょうゆ」と「いくら」は似ているそうです。
科学的な裏付けがある組み合わせということですね。
実際に、みかん+のり+しょうゆの組み合わせをやってみて、いくらに似ているかという点とは別に、個人的にはマズくはなく、むしろおいしかったです。創作料理の一品にしてもいいんじゃないか?という味。このままのビジュアルでは無理ですが、この組み合わせをヒントに、腕のある料理人の方なら、おしゃれな一品を作れるのでは!と思ったりします。
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