テレワークの普及で、パソコン一台でどこでも仕事ができるようになりました。働きながら休暇をとる過ごし方「ワーケーション」も、この1年で浸透した新しい働き方です。そんな流れのなか、注目を集めているのが「車×テレワーク」。ミニバンを改造して作業スペースを設ける「ワーケーション仕様」な車は、コロナ禍だからこそ生まれました。そして、この「走るログハウス」です。アウトドアブームからのログハウス人気に引っ張られて、熱~い視線が集まっているんですよ。走るログハウス「IMAGO」が発売されました!
「IMAGO iter」全国でログハウス「BESS」を展開するアールシーコアは、新商品「IMAGO iter(イマーゴ・イーテル)」「IMAGO X(イマーゴ・エックス)」を10月16日に発売開始しました!
画像を見てお分かりかと思いますが、もちろん自走しません。自家用車に牽引してもらえば、どこにでもいける小屋です。
本体価格は「IMAGO iter」が386万円~、「IMAGO X」は442万円~(諸経費は別途)。
「IMAGO iter」「IMAGO X」は、アールシーコア社の小型のログ小屋モデルIMAGOシリーズのコンセプトを受け継ぎながら、車輪付きのトレーラータイプとしたものだそうです。
もともとログハウスを販売していた会社がついにログハウスに車輪をつけて、どこでも移動できるようにしちゃったんですね...!すごい発想!(笑)
広さは2タイプから選べるので、ぜひ一度試乗してみてください。「こぢんまりとした空間が好み」「一人で使う」という方は「IMAGO iter」(12フィートサイズ)、「広々とした空間がリラックスできて好み」「家族や友達とも一緒に使いたい」という方は「IMAGO X」(20フィートサイズ)が快適かもしれませんね。
建築には、基本的に木材が使われています。木の心地よい香りが室内に漂い、リラックスできそうです。ちなみに同社は、アウトドアブームの影響もあってか2021年4~8月にはログハウスの申し込みは前年比221%だったんですって!人気なんですね~ログハウス。確かに、自然豊かな場所に移動してきれいな景観を眺めながら仕事をしたら、さくさく作業がはかどりそうです。考えただけでもワクワクが止まらない!
「IMAGO」の魅力
IMAGO Xの活用例一番の魅力は、車輪付きだからどこにでも“引っ越し”できること。行きたいところに行って、キャンプしたり、仕事したり。ただただボーッとしたり、本を読んだりと、暮らすように過ごすことも。移動できるセカンドリビングですね。憧れのノマドライフを体験することができますよ。
窓の広さも特徴の一つ。一般にキャンピングカーには大きな窓がないので、ちょっとした閉塞感があることも。でもこのログ小屋なIMAGOは、広々とした窓がついているので圧倒的な解放感があるんです。天気が良い日は大きな窓を開放して、外に机や椅子を持ち出して作業をするのも魅力的ですよね。豊かな自然に囲まれた書斎の完成です。
ログハウスのなかをレイアウトして、自分好みに仕上げることも楽しみのひとつ。釘やネジが使える素材なので、棚や家具の設置も簡単!テレワーク使いをメインに考えて、大きなデスクや本棚を取り付けたり、大画面で映像を見たいからスクリーンを貼ったりと自由自在。遊び使いに寄せるなら、釣り道具を揃えて海の家のイメージで手を入れて、海辺でログハウスから投げ釣りなんてことも!(マジでやってみたい!) こんな風に、趣味の小屋に仕上げるのもすごく楽しそうです。
また、ログハウスは基本的に無塗装で販売されるとか。好きなカラーで塗装したり、絵心に覚えアリな方はアーティスティックにデザインしたりで、オリジナリティ満点な外観に仕上げることもできちゃいますよ。
これは遊び心をくすぐります!ログハウス、めちゃくちゃ夢がつまってる~♡
走るログハウスって誰でも使えるの?許可が必要??
外から見たIMAGO Xログハウスの運転には、普通自動車免許に加えて、「牽引自動車第一種免許」も必要になってくるそう。
ただ、この免許さえ取得したら、あとは一般の車と同じように車検証やナンバープレートの交付が必要になってくるぐらいなので、そこまでハードルは高くなさそうです。
ちなみに牽引する車は、12フィートモデルのイマーゴ・イーテルで中型SUV以上、20フィートモデルのイマーゴ・エックスで大型SUV以上が目安だといいます。
使い方は無限大、夢も無尽蔵につまったトレーラーハウス「IMAGO」。
テレワークが浸透し、他拠点生活なんて言葉も生まれて、その延長で“ノマドな暮らし方”に憧れる人が以前より増えました。でもまぁ、実際にアドレスを変えて生活を一変させるのはかなり勇気と覚悟がいることですよね。それよりもこんな風に、仕事も遊びもフットワーク軽く移動して、気分転換。気が向いたときに好きな場所で好きなだけ、「いつもと違う日常」を過ごしてみるのはいかがですか?