2021.12.23

食べる

【農家のさつまいもレシピ】箸が止まらない!「さつまいもの甘煮」は切って煮るだけ&炊き込みご飯にリメイクも!

旬のさつまいもが店頭にズラリと並ぶ秋。つい買い過ぎちゃった…ということもありますよね! そんな時におすすめしたいのが、「さつまいもの甘煮」。作るのが超簡単でストックおかずに最適。しかも、炊き込みご飯にリメイクできちゃうんです! さつまいも産地として有名な茨城県の農家に教わった定番レシピを、さっそく作ってみましょう!

【画像を見る】農家直伝の「さつまいもの甘煮」!炊き込みご飯にもアレンジ~



「あと一品欲しいな」というとき、重宝します


収穫期を迎えた畑。

レシピを教えてくれたのは、茨城県行方(なめがた)市で農業を営む髙木裕子さん。甘煮は、さつまいもレシピの中でも定番中の定番とか。



「このレシピの魅力は『さつまいもを切って、煮るだけ』の簡単さですね。飽きのこない味付けで、さつまいもの風味もしっかり感じられます」(裕子さん)

冷蔵庫で5日ほど保存できるので、多めに作っておけば「あと一品欲しいな」という時も便利。

今回は炊き込みご飯へのアレンジ方法も紹介します。

超簡単!「さつまいもの甘煮」



材料(作りやすい分量)
さつまいも…1~2本(約200g)
しょうゆ…大さじ1/2
砂糖…大さじ2

作り方
1.さつまいもは皮ごと1cm厚さの輪切りにして、水に10分さらす。



長時間水にさらすと、水溶性のビタミンCが流出するので気をつけましょう!



2.鍋に1、さつまいもが浸るくらいの水(分量外)、砂糖を入れ、中火で2~3分煮る。





3.しょうゆを加え、さつまいもに火が通るまで煮る。




竹串がスッと通るくらいが完成の目安です。



器に盛り、仕上げに煮汁をかければこんなにツヤツヤ!手間なくあっという間に作れちゃいました。



一口でパクっと食べられる気軽さがいいですね。あっさりした甘みでいくらでも食べられそうです。おやつやお弁当のおかずにしても。



わが家の子どもたちが「もう1個」と繰り返しつまむうちに、お皿が空っぽになりました!

ストックの意味をなしていないですが、それだけ食べたくなる味ということですね(笑)。

アレンジレシピ!【さつまいもの甘煮の炊き込みご飯】



材料(2合分)
さつまいもの甘煮…100~150g
米…2合
塩…小さじ1

作り方
1.甘煮は一口大に切る。

2.米2合に分量の水、1、塩の順で入れ、普通炊きで炊く。



塩を加えることで、さつまいもの甘みが引き立ちます。



炊き込みご飯は、さつまいもの風味が際立ち後引く味。優しい甘みに、なんだかホッとしちゃいました。

甘煮がねっとりした食感になり、ご飯とよく合います。



一度で二度おいしい甘煮のレシピ。さつまいもを多めに買ってきたら、ぜひ作ってみてくださいね! 


髙木裕子さん

茨城県行方市で、夫の雅雄さん、息子夫妻と一緒にさつまいもを栽培。家庭では、自慢のさつまいも料理を作る。行方産のさつまいもは、首都圏のスーパーなどで購入できる。JAなめがたしおさいonline storeでは、すぐに食べられる冷凍焼きいもが購入可能!

JAなめがたしおさい 甘藷部会連絡会
住所:茨城県行方市島並857-35
電話:0299-72-1880
HP:https://ja-ns.or.jp/

取材写真/加藤優里 レシピ写真/大村夏子 取材協力/JAなめがたしおさい

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