2021.12.12

食べる

【五つ星お米マイスター直伝】今さら人に聞けない「新米の炊き方」&お米の正しい保存法を試してみた!

みなさん、新米を楽しんでいますか? 今日はお米のプロが実践している「新米の炊き方」を実際に試してみようと思います。朝の情報番組『バゲット』で、五つ星お米マイスターの西島豊造さんがノウハウを披露していたんですよ。お米の研ぎ方、ミネラルウォーターの使いどころ、水の量…4つのポイントを押さえることで、今よりグンとおいしく炊けるとか。プロの新米保存法と併せてレポートしますね!

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まずはいつも通りに炊いてみた

まずはふだんの研ぎ方&炊き方で、炊いてみました。

【研ぎ方】
1.お米を計量し、炊飯釜に入れ水道水を注ぐ。
2.最初の水はすぐに捨てる。
3.水道水を入れずにとぐ。
4.水道水で流す。
5.34を、3~4回繰り返す。
6.規定量の水道水を入れて炊く。





いつも通りのご飯が炊けました。

新米なので、ふっくらしてツヤがあっておいしそうです。

ポイントは4つ!五ツ星お米マイスターの西島豊造さんの研ぎ方

次に、五ツ星お米マイスターの西島豊造さんの研ぎ方を試します。

1.炊きたい量だけ、米を炊飯釜に入れる。



2.1に冷たいミネラルウォーターを注ぎ、軽く混ぜたら水はすぐ捨てる。

ここでは、冷たいミネラルウォーターを使うことがポイント!



3.手をボールを握るような形にし、20回かき混ぜる。



4.水を入れたら軽く混ぜ、すぐに水を捨てる。その後でもう1回水を入れ、それもすぐに捨てる。

こちらは、水道水でOK。



5.先ほどと同じ、ボールを握るような手の形で10回かき混ぜる。



6.水を入れたら軽く混ぜ、すぐに水を捨てる。その後でもう1度水を入れ、これもすぐに捨てる。

7.炊飯釜に、お米と冷たいミネラルウォーターを規定の量だけ入れ、すぐに炊飯器のスイッチを入れる。

新米だからといって水を減らすのは間違いだそう。既定の量を入れて大丈夫です。
炊飯器の分量に合わせて炊きましょう。





できあがり!



炊飯器のフタを開けた瞬間、いい香りが広がりました!
お米特有の匂いではなく、すっきりとした香りです。
お米がピンと立っていてツヤがよく、粒がしっかりとしています。
しゃもじでほぐしてみると…ふだんよりもみずみずしく、そのやわらかさにびっくり!
それをやさしく、底の方からほぐしていきます。

炊きあがったご飯をそのまま保温で置いておくと、味が変化したりご飯がつぶれてベトベトしてしまいます。
そのため、炊けたらすぐにフタを開けて、お米とお米を切り離すといいそうですよ。

さあ、いよいよ食べてみます!

お米マイスターの方法で炊いたご飯はツヤがよく、食欲をそそります。
茶碗に盛るとき、お米がしっかりとしていて1粒1粒ほどけていきました。
実際に食べてみると、お米がふっくらとしていて粒の輪郭がはっきりしている感じです。
噛み応えがあって、より満足感を感じられました。

味の変化は特にないと感じましたが、食感と香りはグッとアップしていた気がします。

おいしさが長持ち!お米の保存方法

最後に…。
インターネットでいろいろ調べていたら、炊飯器のメーカーや、他のお米マイスターさんたちが推奨している、
お米をおいしく食べるための保管方法を見つけました。
その方法をまとめてみたので、お伝えしたいと思います!

高温多湿は結露するので避けて、15℃以下の冷暗所で保存しましょう。
夏場は、密閉容器やストックバッグに小分けして、冷蔵庫の野菜室で保存するといいでしょう。
お米に賞味期限はありませんが、味に大きな差が出ないうち、精米後1か月前後を目安に使い切るのがおすすめ。
ストック場所の確保や食べ切るのが難しい場合は、小まめな購入をしましょう。

食感と香りを楽しみたい方は挑戦してみて

五ツ星お米マイスターの西島豊造さんによる、お米をよりおいしく食べるテクニックを試してみました。

実は、試してみる前は水道水でもミネラルウォーターでも変わらないのでは? なんて思っていましたが…。
こんなにも見た目と食感が変わるとは、本当に驚きでした!
正直、味の変化はわかりませんでしたが、お米マイスターの方法で炊いたご飯はより食べ応えがあり、満腹感を感じられてよかったです。

お米をおいしく食べたい方は、ぜひ試してみてくださいね。

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