冬の味覚といえば、フルーツ縛りなら、リンゴにみかん、イチゴ…などがまず思い浮かびますね。ふつうに食べて楽しみたいのですが、今回は『あたらしい日日』編集部から勧められて(いや、指令か⁉)「ぬか漬け」に挑戦することに…。せっかくのフルーツが台無しになるんじゃないかと、不安と不満でいっぱいなんですが、昨今のぬか漬けブームはちょっと気になる…。腹をくくって、旬のフルーツを漬けまくることにしました!【画像を見る】話題の”ぬか漬け”を旬のフルーツに漬けてみた!リンゴ、みかん、いちご…アリorナシ?無印良品の発酵ぬかどこ 1kg 890円簡単、かき混ぜいらず!無印良品の「発酵ぬかどこ」を使用今回のぬか漬け作りに使用するのは、無印良品で販売している「発酵ぬかどこ」です。発酵ぬかどこは、通常のぬかどことは異なり、毎日のかき混ぜが不要。すぐにぬか漬けを作れる状態で販売されているので、ズボラな人でも気軽に作ることができる便利アイテムです。
意外な組み合わせ!?ぬか漬けにする冬のフルーツとは…今回ぬか漬けに使用するのは、冬が旬の4つのフルーツです。
・イチゴ
・みかん
・キウイ
・リンゴ
なんだか、ぬか漬けにするのはもったいない気もしますが、まだ見ぬフルーツぬか漬けを味わうために、思い切ってぬか床に投入しました!
イチゴのぬか漬けの作り方<作り方>1.イチゴを洗い、ヘタをとる。
2.ぬか床に3〜4時間漬ける。
イチゴは表面が柔らかくなりやすいので、短時間で漬けるのがポイントです。
見た目は漬ける前よりもかなりぷよぷよな感じに。柔らかくなっているのが分かります。
食べてみると…、もともと風味が強いイチゴですが、甘い香りの中にぬか床の香りがプラスされた、不思議な味わいになっていました。イチゴの甘さの中にぬか漬けの酸味が感じられます。食べられないほどではないですがやや酸味が強いので、ん~。個人的にはそのままの方がおいしいかも...?という仕上がりに。ちと、残念。
ミカンのぬか漬けの作り方<作り方>1.ミカンの皮をむき、房ごとに分ける。
2.ぬか床に3〜4時間漬ける。
見た目は漬ける前より薄皮がしっとりとしています。
食べてみると…、歯触りが柔らかくなっています。イチゴとは異なり、ぬか床の塩分でみかんの甘さがより引き立つように感じられるので、これはこれでアリかも。
みかんが「薄皮が少しゴワついているな」「甘さが足りないな」と思ったら、ぬか漬けにするのもアリですね。
そういえば、YouTubeでみかんのぬか漬けは乳酸菌が倍増されて、腸内環境も整いそうっていうのを見たので美容にもよさそうですよ。ヨーグルトと一緒に食べてもよさそうですよね。
キウイのぬか漬けの作り方<作り方>1.キウイの皮をむき、縦半分に切る。
2.ぬか床に3〜4時間漬ける。
キウイはとくに型崩れしやすので、柔らかいものを漬ける場合は短時間にするのがおすすめです。完熟になる前の少し固い状態のものを使うといいですよ。
見た目はこちらも柔らかそうです。
食べてみると…キウイはミカンと同じように、ぬか漬けの塩気で甘みがさらに引き立ちます。こちらも、これはこれでアリかも。
塩気がある分、ワインや洋酒に合いそうと思いました!つまみ感覚で食べても面白そうですよね。
「キウイを食べようと思ったけれど少し酸っぱかった」という場合にはぬか漬けにするとおいしく感じられそうです。
リンゴのぬか漬けの作り方<作り方>1.リンゴの皮をむき、小さいものは1/4、大きいものは1/8にカットする。
2.ぬか床に4〜5時間漬ける。
見た目は、漬ける前よりもリンゴの表面がしんなりとしています。
食べてみると…甘じょっぱくなっています。甘みが増すというよりも、甘さと塩気が同時に感じられるイメージです。イチゴと同様に、これは個人的にはぬか漬けには合わないような気がします(笑)。ただ、甘じょっぱいものが好きな人や、しんなりとした食感のリンゴが好きな人はアリかも!?あと意外とお酒に合うかもしれないです。
こちらは試してみる価値ありそうですよ!
【結論】ぬか床に合うフルーツを探してみるのがおすすめ!イチゴ、ミカン、キウイ、リンゴの4つを試してみましたが、ミカンとキウイはフルーツ自体の甘さがよりいっそう引き立つ結果になりました。イチゴとリンゴはもともと甘みと酸味のバランスがとれているので、ぬか漬けにすると独特の風味に。悪い意味で(笑)。わたしは個人的にはそのまま食べた方がいいかなと思いましたが、これは好みが分かれる仕上がりかもですね。
そもそも、ぬか床の味わいは家庭によってばらばらなので、自分のぬか床に合ったフルーツを探してみるのも醍醐味のひとつかもしれませんね。
”至高のフルーツぬか漬け”に挑戦するのもよさそうです!
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