2022.12.11

食べる

【農家直伝】冬季限定♪ちぢみほうれん草で「海苔巻き」作ってみた!ポパイも歓喜しそうな濃厚緑味♡

突然ですが「ちぢみほうれん草」ってご存じですか。冬の間、露地(屋外)で栽培したほうれん草のことで、寒さで葉が縮れ、糖度もぐんとアップするとか。そんなちぢみほうれん草を堪能できると北海道の農家太鼓判なのが「海苔巻き」です。具材に海鮮などは入れず、主役はほうれん草という潔さ!「いやー、さすがに物足りないでしょ?」と思うのですが、農家のコトバを信じて作ってみましょ♪

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今回の主役、ちぢみほうれん草は寒い時季だけ楽しめる冬の味覚。



一般的なほうれん草は葉が立っているのに対して、寒気にさらされて育つため、地面に張り付くような姿となり、肉厚な葉が特徴です。



旨味や甘味がしっかりと感じられるというちぢみほうれん草。たっぷり使って作っていきますよ♪

アク強めなのでしっかり下茹でを!ちぢみほうれん草の「海苔巻き」





材料(4本分)
ちぢみほうれん草…1束
米…3合
すし酢…適量
卵…4個
塩…適量
砂糖…適量
ロースハム(スライス)…8枚
紅しょうが…適量
海苔(全形)…4枚

作り方
1.米を炊き、すし酢を加えて混ぜる。



2.鍋に湯を沸かし、ほうれん草を1分程茹で、冷水にさらして水気を切る。ハムは千切りにする。



茹で時間は普通のほうれん草より少し長い1分くらいを目安にしてください。



茹で終わったら、エグみが残らないようにしっかりと水にさらし、水気をギュッとしぼります!



3.ボウルに卵、塩、砂糖を加えて混ぜ、卵焼き用のフライパンなどで卵焼きを作る。



4.3の卵焼きを巻きやすいサイズに切る。



今回は縦に8等分しました♪



5.のりの上に酢飯を薄く広げ、2のちぢみほうれん草、酢飯の順に乗せる。その上に、卵焼き、紅しょうが、ハムを乗せて巻き、食べやすい大きさにカットすれば完成!



具材は海苔にそのまま置ける形で準備しておくと、スムーズです。では、巻いていきますよー!



まずは巻きすの上に海苔を広げ、端まで酢飯を乗せます。「ちょっとはみ出すかな~」くらい多めに乗せると端まできれいに巻けます♪



ちぢみほうれん草は酢飯全面に広げると、ほかの具材をくるりと包む形の切り口になりますが、今回、ほうれん草の甘みをよりダイレクトに感じたかったので、1箇所へ少し厚めに置きました。ほうれん草も少し乗せすぎかな?と思うくらいがちょうどよい量です♪



さらに酢飯、他の具材と乗せていきます!



具材を全て乗せ終わったら、全体を親指以外の指で押さえて、一気に巻いていきます。



ここでもたつくと崩れるのでご注意を!



酢飯の端まで巻きすが到着したら、一度キュッと押さえます。



巻きすを離して、海苔巻きを奥に転がすと、巻き終わりがくっつきます。巻きすで奥にコロッと倒すイメージです。



最後に形をギュッと整えてできあがり。



さらに1本ずつラップしておくと、形が決まります。では食べやすい大きさにカットしていきましょう!



切るたびに濡れ布巾で包丁を拭くと、きれいに切れますよ。



切り口は…おおーッ、鮮やか!ほうれん草と他の具材の色味もいい感じです。



気になる味…ほうれん草の甘みがしっかりと感じられておいしい~!酢飯との相性抜群です♡茹でた後にしっかり洗ったおかげで、エグみは一切ありません。他の具材ともバランスが取れています!



全体の味をキリッと締めてくれているのは紅しょうが。小学生のわが子には辛いかな?と思いましたが「おいしいよ!」と、みるみるうちにお皿は空っぽに。心配無用でした(笑)。



卵焼きを市販のものにしたり、具材を変えればアレンジも無限!一見難しそうな海苔巻きですが、ご飯と具の量だけ気をつければとっても簡単に作れるんですね。今度から積極的に作っていこ~っと♪



今の時季だけ手に入るちぢみほうれん草を使って、みなさんもぜひ作ってみてくださいね!

参考レシピ:JAひがしかわ「農家のおうちレシピ」
http://www.ja-higashikawa.or.jp/recipe.html

レシピ協力/JAひがしかわ

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