2022.02.25

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【マツコの知らない】運気が上がる「神社の参拝マナー」3選!さらには今年一番の開運神社を発表!

初詣や受験の合格祈願など、冬は神社にお参りすることが多い季節ですよね。でも、意外と知らないのが参拝マナー。いまさら人に聞けない参拝マナーについて、先日放送のテレビ番組『マツコの知らない世界』で詳しく紹介していました。教えてくれたのは、神社ソムリエの佐々木優太さん。これまでに1万社以上参拝した、神社を愛してやまない方です。今日は参拝マナーについてまじめにレポートします。

【画像を見る】運気が上がる参拝マナー知ってる?今年一番の開運神社って?

意外と知らない!神社の参拝マナー3つを紹介

神社を参拝するとき、気になるのは参拝マナー。「二礼二拍手一礼」など基本的なことは知っている人も、意外と知らない開運につながるポイントがあるんです。神社ソムリエの佐々木さんがおすすめする参拝マナーを3つ紹介します。

その1 お賽銭は5円でなくてもいい⁉
その2 参拝は「音」を大切に
その3 神社は「心のジム」

お賽銭は5円でなくてもいい!?


出典:photoAC

神社にお参りするときは賽銭箱にお賽銭を入れますが、多くの人が「ご縁がありますように」という願掛けで5円や45円(始終ご縁)を入れているのではないでしょうか。筆者も神社でお参りする時は、財布の中から5円を探し出して賽銭箱に入れていました。
ところが佐々木さんによると、お賽銭の金額は5円でなくてもいいそう。

「実は5円って、通貨が円に変わった当時の、つまり明治初頭の5円なんですね。これ、現代の価値で30万円くらいとされているんですよ(※物価については諸説あり)」(佐々木さん)

確かに言われてみれば、5円の価値が今と違うなんて当然ですよね。しかし、明治時代の人たちが30万円もお賽銭に使っていたとは…。今の感覚からすると、かなり勇気のいる額ですよね。気風が良すぎです。

「昔の人は自分がこんなに財を得られたのは皆さんのおかげですから、そんな皆さんにも縁がありますようにと、5円を神社に納めたそうですよ」(佐々木さん)

大切なのは「お賽銭は心を込めた額」にするということだそうです。

「自分の願いごとの対価で納めるのではなくて、これから参拝に来る方たちのために社殿がありますように、末永く建っていますように…と願いながら納めることが大切なんですよ」(佐々木さん)

参拝は「音」を大切に


出典:photoAC

お賽銭を入れたら鈴を鳴らしますが、参拝はとにかく「音」を大切にしてください、と佐々木さんは言います。神道では「音」を重要視するのだそうです。

では、鈴の正しい鳴らし方を知っていますか?

「鈴に添えてある紐を前後に揺らすのでは?」と思った方、じつは間違いです。紐を前後左右にいくら揺らしても、あまり大きな音が鳴らない、なんて経験のある人も多いのではないでしょうか。

筆者は、むしろあまり音が鳴らないのが普通だと思っていました(笑)。ところが、正しい鳴らし方をすれば、きちんと鈴の音が響き渡るのだと言います。

「上にたるませて上下に振ると、鈴が打たれて音が鳴るようにできているんです。みなさん神社に行かれたら、紐を一回上にたるませて上下に振ってみてください」(佐々木さん)

これは知りませんでした!今度神社に行ったら、必ず実践してみます。

さらには、鈴を鳴らした後に行う「拍手」にもコツがあると言います。

「手の打ち方も重要です。スッと左手を少し上に上げて打って欲しいんです」(佐々木さん)

左手を右手より少し上にずらした状態で拍手をすると、驚くほど音がよく響きます。大きな音が出ることで、神様に気持ちが伝わりやすくなるのだそうです。また、神社の鈴は、清らかな音で参拝者を敬虔な気持ちにし、祓い清めることを願うものだと考えられているのだとか。そのため、参拝するときは鈴や拍手などの「音」を大切にすることが重要なのです。

神社は「心のジム」


出典:photoAC

「例えば、明日引っ越しがある。力仕事が必要だというので、急場しのぎで今日ジムに行っても、明日いきなり筋肉はつかないですよね」と、佐々木さん。

神社も同じで、参拝を続けることで心を鍛えられる「心のジム」だと言います。佐々木さんによると、神社は人の活気が増えるほど神様の力が増すので、開運祈願は足繁く参拝に訪れることが大切だと言います。

ここでマツコさんが、まだ売れる前の自身のエピソードを披露。

「あたしさぁ、すごい貧乏だった頃、ものすごいボロアパートで暮らしていて、そこの近所にお稲荷さんがあったのね。そこを毎日通るんだけど、通るとき必ず手を合わせていたのよ。その後、売れたの。偶然だって言われるかもしれないけど!」と言うと、佐々木さんは「いえいえ、心のジムなので(効果があったんです)」と答えていました。

神社ソムリエ厳選!2022年で一番おすすめな開運神社とは?


出典:photoAC

これまでに全国1万以上の神社を参拝したことがある佐々木さん。その中でも、この2022年にお勧めする開運神社は、広島県福山市の「艮(うしとら)神社」です。

艮神社の起源は、平安時代の1110年頃まで遡り、旧・福山地域最古の神社です。今年で築城400年を迎える福山城の鬼門が北東(丑寅)の方角にあることから、鬼門の守護神としても称えられてきました。2021年は丑年、2022年は寅年のため、今年は「丑寅」をまたぐ12年に1度の年。そこで、艮(うしとら)神社を最強の開運神社として選んだのだそう。

さらには…

「祀られている神様はスサノオで、疫病・厄除けの神様なんですよ。疫病はいまのコロナ禍の状況と重なりますよね。
さらに境内には、アメノウズメという最初に人前で肌を晒して踊ったという神様が祀られているんです。だから、今年こそはわたしたちも肌を晒して…マスクを取れるような年になるといいな、と思います」(佐々木さん)

心を込めた参拝で今年こそ開運を!

佐々木さんおすすめの艮神社にぜひ参拝してみたいところですが、遠方で直接行くのは難しいという人が大半だと思います。そこで、先に紹介した参拝マナーを心がけて、近所の神社に通ってみるのはいかがでしょうか?

筆者もさっそく、近くの神社でお参りをしてきました。



神社には、新年や何か願いごとがあるときなど、特別なときに参拝することが多かったのですが、何気ない日に神社に訪れるのも、心が落ち着いてとてもいいものです。ぜひみなさんも、まずは近所の神社に参拝してみるところから始めてみませんか?

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