2022.03.24

食べる

【昭和の調理テク】割り箸で「楽にできるショウガの皮むき」試してみた!意外にもピーラーより良かった件

みなさん、ショウガの皮はどのように剥いていますか? 包丁やピーラーなど便利な調理器具がありますが、昭和な時代には「割り箸」という選択肢があったようです。まぁ、切れ味の良いピーラーがない時代のアナログなメソッドだろう、と高をくくっていたんですが…なんと! 包丁やピーラーを使うより仕上がりがスゴかったんですよ!

「リンゴの皮」を捨てずに干してみた!飲み物に入れてみたら…イケるんです!


「楽にできるショウガの皮むき」はこの雑誌から...



当メディア『あたらしい日日』の背景には、月刊『家の光』という家庭雑誌の存在があります。

その歴史は古く、大正14年の創刊。このアイデアは、古い月号の記事のなかからピックアップしました。当時の読者が実際に体験したことを、家庭雑誌『家の光』に投稿したものだと思われます。

画像は、当時の記事を書き写したもので、昭和33~52年頃の投稿記事です。家庭で漬け物を作るときに、発見したアイデアのようですね。

割り箸でショウガの皮をむいてみた!



ショウガの皮をむくときは、包丁やピーラーを使っている人も多いのではないでしょうか? 筆者もその一人でした。果たして、割り箸でしっかりと皮がむけるのでしょうか。実際に試してみました。



冒頭で紹介した記事にも書いてありましたが、ショウガの皮に割り箸の角をあてるようにすると、ぽろぽろと皮がむけます。しかも包丁やピーラーなどでむいていたときよりも薄く皮がはがれるんです。びっくりしました! ショウガのくびれている部分なども普段は苦戦するところですが、割り箸は細いので、きれいにむくことができましたよ。



皮をむいて洗ったショウガがこちら。細かいところもきれいになっています! すごくないですか!!

【応用編】スプーンでショウガの皮をむいてみた!



ショウガの皮むきの方法をネットで調べてみると、「スプーンで皮を落とす」という方法にたどりつきました。割り箸とやり方は同じなので、どちらがより皮をむきやすいのか比較してみることにしました。



スプーンで皮をむいたショウガがこちら。比較的小さいスプーンを使用しているので、割り箸に負けず劣らずきれいに皮をむくことができました。細かい部分はスプーンでも十分ですが、強いて言うなら、細いすき間は割り箸でむいたほうがいいかもしれません。

無駄なくむけて、子どものお手伝いにもぴったり!



今回、皮をむいたショウガはおろしショウガとして料理に使いました! 皮がない分、ショウガの鮮やかな黄色が引き立ちますね。今まで包丁などで少し厚めにむいていたショウガも、割り箸やスプーンを使えば、むだなく料理に使うことができます。また、刃物を使わないので、子どもといっしょに料理をするときに、安心して皮むきを任せることもできますね。ぜひみなさんのご家庭でも試してみてはいかがでしょうか。

Pick up

Related

Ranking