2022.03.11

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知らなかった!コロナに感染したら「ペットはどうすれば⁉」…もしものときの準備と東京都の施策とは?

朝の情報番組『ZIP!』で、もし自分が新型コロナに感染してしまったら「ペットはどうすればいい⁉」という特集をしていました。実は困っている人が増えているそうです。そもそも自分が感染したらペットにコロナはうつるのでしょうか? ペットが感染するなら人には預けられない? もし預けられるならどこに? どんな用意が必要? などなど。これまで知らなかったことが、詳しく紹介されていたんですよ。

【現役ナースが解説】コロナ自宅療養で気をつけることとは⁉救急車を呼ぶべき症状の見分け方


1月末、大阪府は公式ツイッターで「飼い主が新型コロナウイルスに感染し、入院することになった場合に備えて、ペットの預かり先を決めるなどの対策を取っておいてください」と配信しました。

この対策を取っておくということはすごく大事だと思います!

一般財団法人ペットフード協会調べによると、日本のおよそ5軒に1軒が犬・猫を飼育しているそう。そんな中、昨年熊本県でコロナに感染した男性が、猫の預け先がないという理由から入院を拒否。自宅療養中に体調が急変、死亡するという事例がありました。

とても悲しいニュースですよね…。
わたしは実家で犬を飼っているので他人事じゃないです。

さて、本題に入りましょう。

自宅療養の場合、ペットはどうしたらいい?

番組の取材に応じた日本獣医師会副会長の境政人専務理事によると…

【同居の家族がいる場合】



隔離が可能であれば、感染者と同様にペットにもなるべく接触しない方がいいということです。なるべく隔離するようにしてください。

これまでコロナ感染した人からペットに感染したという事例は、数例ですがあるそうです。

ただ、今のところペットが重症化した例はほぼないといいます。ちなみに猫が感染した場合、軽いせき・下痢などの症状が出る可能性があるとか。なるべく接触は避けるようにしてくださいと話していました。

心配になっていつも以上にお世話したくなっちゃうかもしれないけど、そこは我慢しなきゃですね。

【一人暮らしの場合】



過剰に心配せずそのまま自分で飼育してくださいとのこと。ただし、飼い主から猫(犬)に感染している場合もあるといいます。また猫から他の猫に感染するという事例も確認されています。外には出さないようにしてください。

ちなみに、ペットから人に感染したという事例は…まだありません。

ちょっとだけホッとしました。

入院などにより自宅でペットの世話ができなくなった場合は… 



東京都福祉保健局によると…

【ペットを預けるための3つの準備ポイント】
その1:信頼して預けられる人に事前に相談しておく
その2:ペットの性格・飼育場の注意をノートにまとめておく
その3:飼育に必要な用具の準備(リード、おもちゃ、常備薬など)

これは本当に大事だと思います。慌てふためくことがないよう、準備しておきましょう!

それでもどうしても預け先が見つからないという場合は…



地域によっては支援を受けられるところもあります。先ほどの境政人専務理事によると、
「東京都と東京都獣医師会が連携体制を組んでいます。感染された方が飼っているペットを預けるところがない場合、東京都の職員が自宅に出向いてペットを預かる形をとっています」とのことです。

預かっていただけるなんて、すごく助かりますよね〜!

【ペットを預かる流れ】



まず、国立感染症研究所などでペットを検査します。
→陰性の場合…東京都獣医師会の有志の動物病院へ
→陽性の場合…東京都動物愛護相談センターへ。飼い主が退院するまで預かってくれます。

現在このネットワークができているのは、東京都と千葉県のみ。国立感染症研究所などは、今後関東地区、さらに全国に、段階的に広げていく予定だということです。

この番組の特集について、出演者のDAIGOさんは「猫を飼っているので、知らない情報が多くて役に立った」とコメントしていました。

わたしは実家で犬を飼っているのですが、コロナ感染拡大していく中で、動物ってコロナになるのかな? って思ってました。
この放送を見て、知らなかったことがたくさんあって、本当に勉強になりましたね。
自分がもし感染してしまったらと考えた時、やはり心配になります…。可愛いペットも守ってあげなくちゃ! って思いますよね。

具体的な対策としては、ノートにまとめておくことをしておこうかなと思いました。急に預けることになっても大丈夫なように、事前準備をしておきたいです。あとは、信頼できる人に、もしもの時のために預けられるかの相談をしておきます。
これで感染してしまっても冷静に対応できるようになりますね!

ペットを飼っている方やそうでない方も、この情報はすごく為になったのではないでしょうか。
もしもコロナに感染してしまった時に安心して療養生活ができるように、このネットワークが早く全国的に広がっていってほしいですね!

出典:PHOTO AC

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