2022.06.18

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【感染対策】「ビュッフェの手袋不要」「トイレのハンドドライヤー再開」…緩和された項目をリスト化してみた

近頃、感染対策を見直す動きが出ていると、情報番組『ZIP!』で特集をしていました。少しずつ緩和の方向で動き始めている、もうすでに緩和にシフトしていることがいくつかありました。マスクの着脱についてはよく報道されていますが、それ以外の緩和について意外に知らない方も多いかもしれないので、まとめてみました。

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今、さまざまな企業や組織がマスク以外の感染対策の見直しを模索しているみたいです。いったいどのような対策が見直されているのか、どこが変わったのか、詳しく説明していきます。

番組を見ながら、マスクについては慎重なのにどうして緩和が始まったのか…それにはきちんと理由があるようです。


「ZIP!」では見直しが行われてるのは主に5つと紹介してました。


【感染対策が見直しされた5つの「こと」】

⚫︎レストランチェーン・スカイラークグループの“アクリルパーティション”の撤去



ガストやバーミヤンでお馴染みの「すかいらーく」グループでは、テーブルのアクリルパーテーションを常設していましたが、「まん延防止」の解除を受けて、4月から廃止し、利用するお客様からの要望があれば設置するという仕様に変更したそうです。
理由は、「テーブル上のスペースをゆったりとご利用いただく」ことを目的としていると説明。対象店舗は、「ガスト・バーミヤン・しゃぶ葉・ジョナサン」などの約2700店舗で、施設からの要請がある一部のテナント店舗は除くとのことです。
一方で、他のグループと距離を確保するなどの感染予防対策は継続して行なっていくということです。

アクリルパーテーションは、他のグループとさえ離れていれば大丈夫なのではないかなと思ってました。普段あまり会わない人との食事だったら必要かもしれないですけど、家族や友達と食事する分にはいらないのでは?と思っていたので納得です。実際のところ、アクリルパーテーションがあると声が聞こえにくく、余計に大き声を出さなきゃいけなくなるからどうなんだろう〜って思ってたんです。

⚫︎館山リゾートホテルにおける“ビュッフェの手袋”が任意に



千葉県にある「館山リゾートホテル」では、およそ2年間、必ず着用のお願いをしてきたビュッフェの手袋を、ゴールデンウィークから利用者の「任意」に変更したそうです。理由は、専門家から「過剰では?」との指摘があったことと、ホテル側がお客様に「手袋してください」とお願いすると、「何でしなきゃいけないの?」と…、注意することがスタッフにすごく負担があったそうです。任意にしてからも、利用者の9割ほどが手袋を着用しているみたいで、スタッフとお客がお互いに快適な環境で居られるようになったのはいいことですよね。

⚫︎公衆トイレの“ハンドドライヤー”を再開



秋葉原駅前の有料トイレ「オアシス@akiba」では、4月の施設リニューアルを機にハンドドライヤーの使用を再開しました。ハンドドライヤーは業界によって対応が分かれているみたいです。経団連は、昨年の4月にハンドドライヤーは『感染拡大につながらない』との結論を出したため、オフィスや工場での使用を認めたそうで、企業向けのガイドラインから「利用停止」という言葉を削除したとのこと。その一方で、飲食業向けのガイドラインでは、現在も「トイレのハンドドライヤーは使用を中止しペーパータオルを置く」と明記されているとか。理由は、不特定多数の人が使うからだそうです。
そのため飲食店からは「ガイドラインに載っているので再開に踏み切れない」との声も…。

利用する場所によって対応が違うと戸惑ってしまいますよね。わたしの働いてる職場でもペーパータオルが置いてありましたけど、そういえばいつの間にかハンドドライヤーが再開してました!わたしはハンドドライヤーを使うことにコロナとか関係なく、衛生的に抵抗があるので、いつもハンカチを持ち歩くようにしてます。

ちなみに羽田空港でも再開されているようですよ。

⚫︎東急バスの“前列2席の使用禁止を解除”



交通業界でも感染対策の見直しが進んでいるそうで、東急バスはこれまで乗務員と乗客間の感染を防ぐため、前列2席の使用を中止していましたが、3月から「まん延防止」の解除を受けて、全路線で再び使用できるようにしたそうです。理由は、運転席及び運転席と後部座席の間に防護スクリーンを設置することなどにより、乗客と乗務員の飛沫感染対策ができているのと、以前から解除に関する要望も寄せられていたからということです。車内の換気や消毒などの対策は引き続き行なっていくそうです。

わたしは普段バスに乗ることがないからわからないけど、前列の席は、前面の展望を存分に味わえる席で人気の座席らしいです。


⚫︎サッカー観戦における“声出し応援エリア”の導入



[配席イメージ]


サッカーのJリーグでは2022年6月の公式戦から「声出し応援エリア」を段階的に導入していくそうです。
理由は、2022年現在で、スタジアムから集団感染を引き起こすことなく2500試合以上の試合を行えていることがひとつ。そして、サッカーの応援文化を回復させること。応援することの熱量や一体感を、すべての会場で安全・安心な運営と両立させながら実現できる環境を整えていくそうです。

政府の基本的対処方針に従って、声出し応援エリアでは「前後1列、左右1席開けて」座るようにするみたい。6月12日の東京ヴェルディの試合では約500席が対象になるそうで、ここでは約2年半ぶりに声出しが可能になるとか!しかし、ハイタッチや密になるような応援は引き続き禁止となります。水分補給はできますが、食事や飲酒はNG。マスクの着用は必須で、常に着用したままでの応援になるみたい。
政府の基本的対処方針に基づき6月上旬~7月にかけて開催地の自治体と相談をしながら、運営の検証を行うということだそうです。

スポーツ観戦は声に出して応援したいものですよね〜!選手側も応援の声を聞けると、きっと気分盛り上がっていい試合にしてくれるはず♪笑

番組特集の最後に、松本教授はこのようにコメントしていました。
「感染リスクが高い場面では、マスク・換気・手洗い・消毒など引き続き徹底していく必要はあります。ただ一方で、感染リスクが低い場面では、これまでみんな慎重に対策してきましたが、これはもちろん悪いことではないです。まだ慎重に考えたいという方はしっかりと消毒をしてください。個人個人で続けていくためにも、外せるときは外すなど個人で状況に応じて判断していくことが大切です」



まだまだ油断はできないですが、緩和できるところは自分自身で必要かどうかの判断をして、その場の状況に応じて上手に感染対策をしていきましょう。

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