旅行したいけど先立つものがない…そんな方に吉報です！ 日本全国の“人手を必要としている”農家や宿泊施設、企業などがお仕事の「お手伝い」を条件に、「報酬」と「寝床」を提供してくれるというマッチングサービスが話題になっています。お小遣いを稼ぎながら国内旅行ができると、特に若者に人気急上昇中なんですよ。今回はこの「おてつたび」について、詳しく紹介しますね♪【新しい旅のカタチ】ホテルが旅の目的地⁉最新体験型ホテルは全宿泊プラン「焚き火」付き！＠高尾山おてつたびとは？
出典元：おてつたび「おてつたび」は2018年7月から始まった人材マッチングサービス。今年で5年目ですが登録者数は20,000人と人気の人材サービスです。特に若い人たち、Z世代と言われる20代に人気なんです。
「おてつたび」代表取締役永岡里菜さんは、たくさんの人が気軽に日本各地に出かけ、地域の人たちと共に過ごし素敵な体験ができ、しかも人手不足で困っている地域を救いたい…そんな新しい旅のカタチを提案したかったそうです。そんな思いから「おてつたび」は生まれました。
基本交通費は自費ですが、ほとんどの場合宿泊費はタダ！ 宿泊先で「お手伝い」をすることが条件です。でも、タダなうえに報酬ももらえるんですよ、となると、宿泊費以外にかかった旅費を補填できちゃいますよね。これまで高くて行けなかった場所にも、「おてつたび」なら行けちゃいます♪
「お手伝い」と「旅」が一緒になったのが「おてつたび」なんです！
誰でも利用できるの？
出典元：おてつたび
「おてつたび」は特に20代の若者に人気ですが、20代以外でももちろん大丈夫です。元気で健康に自信があればシニア世代でも全然OK。60代70代の方でも「おてつたび」を経験している方がいます。
年齢制限は設けられていませんが、高校生の方はできないようです。なので高校を卒業した18歳以上の方が対象となります。
親子で「おてつたび」を体験したいという方もいると思いますが、「おてつたび」は体験して何かを学ぶといった体験型宿泊プランではなく、人手不足で困っている地域の人たちと一緒に仕事をすることが目的。なので、小さいお子様の同伴はできません。
どんなお手伝い先があるの？
出典元：おてつたび
「おてつたび」の受け入れ先は、北海道から沖縄まで、全国各地にあります。詳しくは「おてつたび」のホームページをチェック！
各都道府県を転々としながら日本一周するのも夢じゃありませんよね。
では一体どのようなお手伝い先があるのでしょうか？ おてつたびの受け入れ先を見てみると、リゾートペンション、温泉ホテル、畜産業、農園などさまざま。
わたしが気になったのは、富山県黒部市にある宇奈月温泉が受け入れ先の「おてつたび」。明治33年に創業し、竹久夢二や川端康成などの文豪も愛した伝統ある延対寺荘で、接客とお食事出しのお仕事をお手伝いします。空いてる時間には宇奈月温泉街を散策したり温泉に入ったり、宿から近いトロッコ電車の駅からトロッコ電車で黒部峡谷の大自然を楽しむこともできるそうです。
もう一つは鳥取県東伯郡琴浦町野井倉にあるキャンプ地でキャンプ場内一般のお仕事。宿泊もテントや寝袋を借りて宿泊、もちろん自分のを持っていくことも可能です。フィンランド式のサウナもあるので、仕事が終わった後には最高だと思いますよ。日本の滝100選に選ばれたこともある大山滝も近くにあって、アウトドア好きにはたまらない「おてつたび」ができちゃうと思います。
体験者の声を紹介します！
出典元：おてつたび三重県で海洋プラスチックを回収してアート制作をしている『REMARE』のおてつたびに参加した方は…。以前から環境問題に関心があってこちらを選んだそう。ゴミや廃棄物といった無価値のものを価値あるものに変えるという斬新な考え方に“目から鱗”だったとか。このおてつたびの体験から、価値がなくなったものを見ると「新たな価値を吹き込めないか？」と考えるようになったと言います。そしてやはり、人との出会いは忘れられない思い出となり、自分とは違う価値観をたくさん知ることができたのでとても刺激を受けたそうです。
普通の旅とは違うレアな体験や学び、そして多くの人たちとの出会い…素敵な旅ですよね。
出典元：Pixaby
お手伝いをしながら旅をする「おてつたび」は、旅人にとっても、受け入れ先の地元民にとってもウィン・ウィンな新しいスタイル。プチ移住のような感覚で、生活するように旅行ができるんですね。この夏の旅行プランの候補に検討されてみてはいかがですか？
おてつたびを体験した人の声は「
おてつたび」公式noteで読むことができます、是非チェックしてみてくださいね。
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