2023.07.27

住む

え、スマホも熱中症になる⁉猛暑で発火するって!アツ~いスマホは…“お金”で解決♪【スマホ熱中症】

猛暑の今夏は、スマホにも“熱中症”の危険が!精密機械であるスマホは熱にとても弱いそう。炎天下の車内に置きっぱなしにするなど、スマホ本体に熱がこもったままにしておくと、劣化や不具合が生じ壊れることもあるとか。昨夏放送のTBS系の番組『Nスタ』では、この「スマホ熱中症」の対策について紹介していましたよ。よくやりがちな“保冷剤で冷やす”はNG!有効なのは10円玉だとか!?10円玉でどうやって?さっそく、試してみることに!

【熱中症対策】猛暑で火照った体を冷やすには…手のひらの“アレ”を冷やすのが超有効!15℃で10分!

人間だけじゃない!スマホも熱中症に!?

炎天下の車内などにスマホを放置すると、スマホ本体が高温になって、劣化や不具合を生じる「スマホ熱中症」になる危険があるそうです。スマホのバッテリーに使われているリチウムイオン電池は熱に弱いため、炎天下の車内や、直射日光の当たる場所にスマホを放置しておくと、故障の原因になるとのこと。

特に、車のダッシュボードは要注意!気温30℃以上の真夏日にダッシュボードにスマホを30分間放置すると、スマホの表面温度が60℃になったという実験結果もあるそう。この60℃がポイント!スマホの表面温度が60℃を超えると、故障のリスクはもちろん、発火するリスクが高まるそうです。

「スマホ熱中症」対策!10円玉でクールダウン♪

「スマホ熱中症」を防ぐため、スマホが“熱く”なったら、クールダウンすることが大切。ですが、スマホの熱をとるのに冷蔵庫に入れたり、保冷剤を当てたりするのはNG。スマホは精密機械なので、急激に冷やすと内部に結露が発生し、部品が壊れる可能性があるそうです。

ではどうやって、スマホの温度を下げればよいのでしょう?

使うのは、なんと10円玉!10円玉の95%を占めている銅の特性を利用します。熱伝導率が高い銅をスマホの背面に並べておくことで、銅がスマホの熱を吸収し、徐々に常温に戻してくれるんですって!

スマホ

精密機械のスマホには、気温の急激な変化はご法度。そのため、“急激に冷やす”というより“常温に戻す”ことが大事だそうです。

また、10円玉をスマホの表ではなく“背面”に並べます。これはおそらく、バッテリーなど熱を持ちやすい部品が背面にあって熱が溜まりやすいからかなと思います。実際、充電しながらスマホを使用して熱くなる時って、スマホの背面の方ですよね。

「スマホ熱中症」対策!ハンディ扇風機でクールダウン♪

10円玉のほかにも、手軽にできる「スマホ熱中症」対策はあるようです。

CBCテレビ『チャント!』で紹介していた「スマホ熱中症」対策は、扇風機の風を当てて、スマホの表面温度を下げるという方法。最近、街でハンディ扇風機を持って歩いている人をよく見かけるので、扇風機のない外出先では、ハンディ扇風機を使えばいいですよね。

番組によると、発火リスクが高まる60℃のスマホを、涼しいところに10分間、電源を切らずにただ置いておくと、スマホの表面温度が8℃ほどしか下がらないという結果に。ところがスマホの電源を切り、スマホカバーを外してハンディ扇風機で風を送ると、10分間で20℃下がったという実験結果があるそうです。

10円玉とハンディ扇風機でスマホの“熱さ”はとれるのか?やってみた!

朝10時、現在の気温31℃。しっかり今日も真夏日です!車内の温度は…え~っ!車内のダッシュボードに温度計を置いて、10分後に温度計を見たら、今まで見たことのない表示…。

温度計

この温度計はおそらく50℃までしか測れないので、車内は50℃以上あるってことみたい。確かにめちゃくちゃ暑いし、ダッシュボードは触れないくらい“激アツ”です。

この車内にスマホを5分間放置して、“アツアツ”になったスマホを10円玉でクールダウンしてみることに。10分間くらい置いておこうかと思っていましたが、この暑さの中、さすがにスマホが壊れそうなので5分間にします。それでも心配だけど…。

スマホ

5分後。スマホを触ってみると、めちゃくちゃ熱い!思わず“アチチッ”と言ってしまうほど。スマホの表面温度は45℃~50℃くらいあるかも。やばいですね。

わたしのスマホが「スマホ熱中症」になったら困るので、さっそく電源を切って、10円玉をスマホ背面に10個並べて、5分間クールダウンすることに。

スマホと10円玉

“10円玉クールダウン”をして5分後…。

並べておいた10円玉を触ると、10円玉が熱い!スマホの熱を吸収してくれたことがわかります。スマホ本体を触ってみると、クールダウンする前より熱さは和らいでいるみたい。

ですが、まだ熱いので、別の10円玉を10枚並べて、もう3分クールダウンすることに。熱くなった10円玉では熱を吸収する効果が弱まるかな?と思い、別の10円玉に変えました。

10円玉クールダウン

3分後…。
10円玉を触ってみると、まだ熱い!ですが、スマホ本体は、“熱い”→“温かい”状態に変わりました。つまり10円玉の場合、途中で10円玉の入れ替えを行うと、8分くらいで“温かい”状態にまで、スマホの熱をとることができました。

続いては、ハンディ扇風機を使ってみます!

ハンディ扇風機

先ほどと同じように、車内にスマホを5分間放置した後、ハンディ扇風機でクールダウンしてみることに。また、あの50℃越えの車内にスマホを置くのは心配ですが…。

熱くなったスマホは、“10円玉クールダウン”の時と同じように、電源を切って、ハンディ扇風機の風を当てます。わが家のハンディ扇風機は首にかけるタイプのものなので、扇風機の角度も調整できて、手に持って風をあてる必要もなくて便利♪

ハンディ扇風機

ハンディ扇風機の風を当てて5分後…。スマホ本体を触ってみると、熱い!

もう3分間、風を当てることに。

…3分後。スマホ本体を触ってみると、“熱い”→“温かい”状態に変わりました!

“10円玉クールダウン”と“ハンディ扇風機クールダウン”、どちらが早く、熱をとることができるかはわかりませんが、10円玉もハンディ扇風機も8分ほどで、スマホを“熱い”→“温かい”状態に変えることができました。

スマホが熱を持つと、故障の原因にもなるそうなので、今後「スマホが熱いな」と感じたら、10円玉やハンディ扇風機を使ってクールダウンしたいと思います。

そして、今回、車のダッシュボードが温度計で測定できないほどの“熱さ”であることを目の当たりにし、ほんのわずかな時間でも、スマホを真夏日の車内に置きっぱなしにすることは絶対やらないほうがいいと実感しました。

みなさんも大切な“スマホ”が熱中症にならないよう、“10円玉”&“ハンディ扇風機”のクールダウンを試してみてくださいね。ちなみに、わたしのスマホは今のところ“熱中症”にならず、正常に動いています。よかった~。

Pick up

Related

Ranking