2022.09.15

食べる

【青髪のテツ】「小松菜は金輪際茹でちゃダメ♪」レンチンも不要!なのにシャキシャキ"おひたし"が作れる!?

こんにちは、スーパー青果部歴10年の青髪のテツです。夏が終わって気温が下がり、これから小松菜やほうれん草などの葉物野菜がおいしい季節ですね。そこで突然ですが、みなさんは小松菜をおひたしにするとき、熱湯で茹でてませんか? 実は…茹でなくてもOKなんです。今回は、小松菜のおひたしを茹でナシで作る裏ワザを紹介! ヒントは…"刻んで冷凍する"!?

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小松菜は、クセがなく食べやすいので、炒めもの、おひたし、お味噌汁、スムージーなど、様々な料理に使えるマルチな葉物野菜です。

ほうれん草に似ているので「加熱が必要」だと勘違いされやすいのですが…。実は、シュウ酸が少なくアクもないので、加熱しなくても食べられるんですよ。

「加熱しない」とは言っても、生野菜としては食べづらいので、「おひたし」にするのがおすすめ。でも、おひたしにするには茹でる必要があるって?

いいえ、小松菜のおひたしは「冷凍」→「解凍」するだけで作れるんです。

茹でずに楽チン!「小松菜のおひたし」

作り方
1. 小松菜をよく洗う。



2. キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る。



3. 食べやすいサイズにカットする。



4. 冷凍用の保存袋に入れて、冷凍庫に保存する。





5. 十分に凍った状態のまま、袋の中に直接めんつゆ(白だしなどでもOK)を入れる。


カチカチに凍ってます。



6. 約15分、常温で解凍する。


めんつゆに漬けて解凍中の小松菜。しんなりして、すでにおひたし感があります。

7. 器に盛り付けて、かつお節などを散らせば出来上がり!


冷凍→解凍おひたしは、しんなりしつつも食感はシャキシャキしてとてもおいしいですよ。

お鍋でお湯を沸かす必要はありませんし、レンチンも不要です。冷凍させておくことで1か月以上長持ちしますし、もう一品ほしいときにサッと作れてとても便利です。

小松菜が安い時に多めに買っておき冷凍すれば、節約にも。

また、冷凍した小松菜は、おひたし以外の料理にも生の小松菜と同様に使えます。長期間冷蔵するより栄養もキープできる、メリットだらけの裏ワザなのでぜひ試してみてくださいね!

おいしい小松菜の見分け方

新鮮でおいしい小松菜は、茎が太く張りがあり、葉っぱが濃い緑色で葉肉に厚みがあります。



わたしが仕事で鮮度チェックをする時は葉っぱの先を見ます。葉っぱの先がしおれていたり、黄色く変色しているものは収穫されてから時間が経ち鮮度が落ちてしまっているので、選ばないようにしましょう。

また、多くの葉物野菜と同じように、小松菜は暑さに弱いので、常温販売されているものよりも冷蔵で販売されているものを選ぶといいですよ。

意外に(?)栄養豊富な小松菜

全身に酸素を運搬する働きを持ち、思考力や記憶力にも影響する「鉄分」。この鉄分が多い野菜といえば、みなさんは何を思い浮かべますか?

ほうれん草をイメージする方も多いと思いますが、実は鉄分の含有量は小松菜の方が多いんです。

また、ビタミンCやカルシウムも、ほうれん草より小松菜の方が多く含んでいます。カルシウムの量はなんとほうれん草の約3.5倍にもなります。

小松菜は苦みやエグみなどのクセが少ないので、栄養も少ないのではないかと勘違いしている人が多くいるんですが、実はとっても栄養豊富なんですよ。

これから旬を迎える小松菜をたくさん食べて、毎日を元気に過ごしましょう!

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