先日見ていた朝の情報番組『バゲット』の特集は、「知って得する裏ワザ 第4弾」でした。その中にクスッと笑ってしまったゆる~い裏ワザが。それは、カップ入りのプリンやゼリーをひっくり返して皿にのせ、皿ごと手に持ってバレリーナのようにクルッと一回転するというもの。遠心力の効果で、中身がスルッときれいに出てくるというのです。これは試さずにはいられません(笑)。さっそくクルッと回ってみましょう♪【調理の裏ワザ】おにぎり握るなら…ラップよりアレを使うと断然便利!想定外なキッチングッズで楽々~♪クルッと一回転!そこには遠心力が働いている!バレリーナのように片足を床に付けてその場でクルッと回ると、遠心力が働くそうです。遠心力とは円の中心から遠ざかる方向に働く力。サラダスピナーでの野菜の水切りや洗濯機の脱水をイメージするとわかりやすいですよね。回転させると中のものが外へ逃げる、これが遠心力がもたらす効果です。
カップスイーツを伏せて置いたお皿を持って一回転すると、カップの中身が外へ飛び出そうとして、カップとの間にすき間ができるんですって!それで、中身がスルッと落ちるのだそうです。
仕組みはわかっても、実際に体験してみないとわからない!とりあえず回ってみましょう。
プッチンできない「マンゴープリン」を持って一回転してみた!カップ底に爪がない、大きめサイズの「マンゴープリン」で試してみましょう。
直径8.5㎝、高さ6.5㎝、カップはプラスチック製です。「マンゴープリン」がみっちりと詰まっています。
ふたを外して逆さまにしても「マンゴープリン」は出てきません。
ひっくり返した「マンゴープリン」をお皿に乗せ、両手でしっかりと持ってクルッと回ります!
うーん。出ません。実は3回転もしましたが無理でした…。
カップと「マンゴープリン」の間にすき間ができれば落ちるはず、と、つまようじを指してすき間を作りました。
スルッと出ました!でも、つまようじの跡が側面に付いてしまいました。残念!
カップに高さがあるゼリーならできる?一回転してみた!細長いカップに入っている「フルーツゼリー」で試してみましょう。
高さ8㎝、直径7㎝のプラスチック製カップに入った「ピーチゼリー」です。
ふたを外して逆さまにしても出ませんね。
ひっくり返したゼリーをお皿に乗せて、両手でしっかりと持って一回転します!
おぉ!ゼリーはプリンに比べて水分が多くみずみずしいので、ツルッと出てきました。
やわらかい上に高さのあるゼリーだったため、形が崩れそうになっていますね。とりあえず、一回転の開封の裏ワザは成功しました。
凹凸のあるカップでもできる?一回転してみた!カップ底にプッチンできる爪がありますが今回は折らずに、一回転で凹凸カップの「プリン」が出せるか試してみましょう。
お花のような凹凸形のプラスチックカップでも、一回転の開封の裏ワザが使えるのでしょうか?
ふたを外して逆さまにしても出ませんね。
ひっくり返したプリンをお皿に乗せて、両手でしっかりと持って一回転します!
出ません!実は3回も回ってみましたが出なかったので、ここはプッチンの爪を利用します。
爪を折ると簡単にスルッと中身が出てきました。お花のような形もきれいに残っています。
一回転の開封の裏ワザ、中身によっては使えることも
3種類のカップスイーツで一回転の開封の裏ワザを試してみましたが、1勝2敗という結果でした。ゼリーのような水分の多いスイーツほど、この裏ワザは効果的なようです。そして機敏にクルッと回れると成功率が上がりそうです。
本当にスルッと出せるのか、気になる方はお試しくださいね。ちょっと目が回ったところで、甘いスイーツを食べられるのですから、悪くないでしょ?おやつの前に子どもと試してみると、結果がどうであれ笑いが起きるかもしれませんよ。