2022.11.12

食べる

【ご当地おにぎり】もはやスイーツだモン!さつまいも+あずきで熊本県の「いきなりだんごおにぎり」作ってみた!

天高く馬肥ゆる秋♪爽やかで過ごしやすく、わたしの食欲も増進中(笑)。今日はそんなわたしが注目しているお料理サイトを紹介します。それが、クレラップでおなじみ「クレハ」の公式HP。こちら、行楽の季節にピッタリな47都道府県の郷土料理をアレンジした「おにぎり」を紹介しているんです。今回はくまモンの熊本県から、郷土菓子の「いきなりだんご」から発想したというオリジナルおにぎりを作ってみます♪

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「いきなりだんごおにぎり」を紹介していたのは、クレラップでおなじみのメーカー、クレハ。公式HPの「全国おにぎりレシピ」というページに、日本全国47都道府県の郷土料理などをアレンジして作る、47個のおにぎりが紹介されています。

今回作る「いきなりだんごおにぎり」は、熊本県の郷土菓子「いきなりだんご」をアレンジしたおにぎりです。

熊本県の郷土菓子「いきなりだんご」とは

熊本県の郷土菓子「いきなりだんご」は、厚さ1㎝ほどの輪切りにしたさつまいもと粒あんを、小麦粉を練った生地で包んで蒸したもの。さつまいもの栽培が盛んな阿蘇山麓周辺の農家では、さつまいもを収穫する秋の農作業のおやつとしてよく作られていたそうです。

ホクホクしたさつまいもと粒あんの甘さに、ほんのり塩味が効いた昔ながらの素朴なお菓子。熊本では、定番のおやつとしてもおみやげとしても人気です。

「いきなりだんご」の「いきなり」は、熊本の方言で「簡単」「手早く」「直接」という意味。「いきなり(突然)お客さんが来てもいきなり(すぐ)作っておもてなしができる」、「いきなり(簡単に)作れる」ことから、「いきなりだんご」と呼ばれるようになったそうです。

「いきなりだんごおにぎり」材料と作り方

熊本の「いきなりだんご」は生のさつまいもを小麦粉を練った生地で包んで蒸しますが、
クレハが紹介している「いきなりだんごおにぎり」は、半潰しにしたご飯で粒あんと電子レンジでチンしたさつまいもを包むだけの簡単アレンジレシピ。

これならラクに作れそう♪ おはぎみたいになるのかしら? 楽しみ♪ 楽しみ♪

材料

【材料】2~3個分
ご飯…200g
さつまいも…輪切り2切れ
茹であずき…大さじ2

今回、ゆであずきは缶詰のものを使いました。材料はわずか3つ。とっても手軽に作れますね。

【作り方】
1.  さつまいもは皮を剥いて1cmほどの厚さの輪切りにし、アクを取るため水にさらします。あまり長くさらしすぎると風味も逃げるので、さらす時間は10分くらい。

さつまいも

クレハの公式HPでは、さつまいもを蒸す際、蒸気弁のついたクレハ商品「キチントさんシリーズレンジ対応保存容器」を使っていました。今回は、キチントさんシリーズではありませんが、蒸気弁のついたわが家にある密閉容器で代用することに。

密閉容器

密閉容器にさつまいもを入れてふたをし、蒸気弁を開いて電子レンジ(600W)で1分40秒加熱します。500Wなら約2分。

密閉容器

加熱しすぎてパサつく場合があるので、まずは50秒~1分ほど加熱して、様子を見たほうがいいと思います。

2.  ご飯を軽くしゃもじで潰します。

ご飯

3.  ラップの上に2を適量広げ、1を置き、その上に茹であずきをのせてご飯で覆うようにして包み、円形のおにぎりにすれば出来上がり。

クレハのHPではゆであずきをそのまま使っていましたが、水分が多いと握りにくいので、ラップをせずに電子レンジ(600W)で20秒ほど加熱し、少し水分を飛ばすことにしました。

いきなりだんごおにぎり

大きなまん丸おにぎりが2つ出来ました。調理時間は約15分。そのうちの10分はさつまいもを水にさらす時間なので、あっという間にできるお手軽レシピです。

いきなりだんごおにぎり

中はどうなっているでしょう。

包丁で切ってみると…。

いきなりだんごおにぎり

おお~、さつまいもの存在感がすごい!卵焼きが入っているようにも見えますね。

では、いただきます!

あっ!これはおはぎです!やさしい甘さのおはぎ♪ とってもおいしいです。さつまいもが入っているので、見た目も味も秋を感じますね。

ご飯を少し潰しているから、ねっとりして蒸したさつまいものホクホク食感と、とろんとした茹であずきととってもよく合います。

いきなりだんごおにぎり

半分に切ると、茹であずきの茶色に黄色のさつまいもが映えておいしそうに見えますよ。お弁当に入れるときは、まん丸のままより、切って入れるほうがかわいいですね♪

きなこをまぶしてもおいしい♪「いきなりだんごおにぎり」

そして、もう1個の「いきなりだんごおにぎり」は、砂糖を混ぜたきなこをまぶして食べてみることに。ちなみに砂糖ときなこの分量は各大さじ1/2杯にしました。

きなこをまぶしたおにぎり

ではいただきます!

おお~、さらにおはぎ感が増しました~。わたしはきなこをまぶしたほうが好き♡ 本物のおはぎと違って、大部分をさつまいもが占めるので、大きさの割にはペロリと食べられます。

今回、手軽に電子レンジでさつまいもを加熱しましたが、若干パサつくように感じました。調べてみると、水からじっくり茹でるほうがより甘みが出て、ホクホクに仕上がるそう。次回は、茹でたさつまいもで作ってみようと思います。

見た目も味も秋を感じる「いきなりだんごおにぎり」、みなさんも作ってみてくださいね。

<参考文献>

「熊本市観光ガイド〜いきなり団子〜」
https://kumamoto-guide.jp/ikinari/

「農林水産省〜うちの郷土料理「いきなり団子」(熊本県)〜」
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/ikinari_dango_kumamoto.html

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