2022.11.29

食べる

【焼き芋の裏ワザ】何とフライパンで焼いてみた!焼く前に「塩水」に漬けおくと…数倍甘くなるって本当⁉【実証実験】

さつまいもを手に入れたら「焼き芋」にして食べたいですよね~。でも「焼き芋」の作り方はたくさんあって、どれがベストなのか正直わかりません。今回試す方法はYouTubeで見つけたメソッドで、何とフライパンで焼いてしまうんです。ポイントは焼く前に「塩水」で半日漬けておくこと。きっかり8%濃度の塩水を使います。数倍甘くなるっていうけれど、果たしてどれほどのものなのか。実際に比較検証してみます♪

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塩水漬けがポイント♪ フライパンで作る「焼き芋」にトライ!

この作り方を紹介していたのは、料理教室のBONちゃんさん。さつまいも2本を濃度8%の塩水に浸してからフライパンで蒸した後、さらにフライパンで焼いていました。

筆者は塩水漬けの効果がどれほどあるのかと興味が湧き、1本だけを塩水漬けに、もう1本は塩水に漬けずに焼いてみることにします。



【材料】
さつまいも(細めのもの)…2本 ※今回は1本約180gの「なると金時」を2本使用
水…500ml
塩…4g 

1.  水と塩を混ぜて濃度8%の塩水を作り、皮をきれいに洗ったさつまいもを半日ほど漬けます。




今回は味比べをしたいので1本だけを塩水に漬けます。全面浸らなかったので転がしながら4時間ほど漬けました。時間がない場合は、1時間くらいでも効果があるそうですよ。

2.  さつまいもの水気を切ってアルミホイルで包みます。



塩水漬けのさつまいもは柄付き、塩水に漬けないさつまいもは少し濡らしてから無地のアルミホイルで包みました。

3.  フライパンにさつまいもを並べて水50ml(分量外)を入れ、沸騰したらふたをして弱火で15分蒸します。



さつまいもの底が少し浸るくらいの水を入れて弱火で蒸します。



沸騰して蒸気が上がってきたらふたをします。水がなくなったら、途中で加えてくださいね。

4.  15分経ったらさつまいもをひっくり返し、さらに弱火で15分加熱します。



水がなくなっていたので、新たに50mlを加えました。ふたをして、さらに弱火で15分蒸します。



15分後、火を止めてさつまいもにつまようじを刺してみました。刺さりますが少し力がいる感じなので、水を少し足して弱火でさらに10分蒸します。

蒸し上がりはつまようじが軽い力でスッと入るくらいを目安にしてくださいね。

5.  さつまいもが蒸し上がったら、フライパンにクッキングシートを敷き、アルミホイルを外したさつまいもを並べ、中火で転がしながら焼き目をつけます。



中火で転がしながら焼きましたがなかなか焦げ目が付かず、15分ほどかけて焼きました。

蒸しに40分、焼きに15分!1時間弱で完成しました!



フライパンで作った「焼き芋」がこちらです。「焼き芋」らしい強い香ばしさはあまりしませんが、フライパンで焼いている時はふんわりと香ばしい香りがしていましたよ。

ちなみに手前の長い方が「塩水漬け焼き芋」、奥の短い方が「下準備なしの焼き芋」です。

「塩水漬け焼き芋」を食べてみた!



半分に切ってみました。断面はとてもなめらかですね!食べてみるとしっとりとしています♪ さつまいもの繊維がまったく気になりません。なめらかなペーストのような食感です。

甘さは劇的に甘いというわけではなく、少し甘みが強いかなと思う程度。甘さよりもしっとり感のほうに感動しました。

「下準備なしの焼き芋」を食べてみた!



こちらも断面を見てみるとなめらかですね。でも「塩水漬けの焼き芋」に比べると、ややしっとり感が少ないように感じます。

食べてみるとこちらもなめらか。少しほっくりとしているかな?と思いましたが、さつまいもの個体差のせいかもしれません。甘さは「塩水漬け焼き芋」と同じような甘さ。残念ながら、塩水に漬けるか漬けないかの違いは、今回はほとんどわかりませんでした。

でも、塩は甘みを引き立てる効果があるので、さつまいもを塩水に漬けることでお芋の甘さを感じやすくなるのだと思います。

フライパンで焼く「焼き芋」は、時間はかかりましたが、弱火でじっくりと蒸したので、とってもしっとりと仕上がりました。蒸し上がったさつまいもをクッキングシートを敷いたフライパンで焼くので、ほんのりとした香ばしさも感じられましたよ。

フライパンひとつで作れるので、ぜひお試しくださいね。

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