2023.07.21

食べる

フレンチ前菜がこんな身近な食材で!「とろける玉ねぎプリン」作ってみた!トロフワ食感、主役級♪【農家直伝】

フランス料理のコースでムースみたいな前菜が出てくるの、見たことありますか?わたしは結婚式のお料理で昔見たことあるかな…くらいのレベル(笑)。おしゃれでおいしそうなんですけど、まあ自宅で作ることなんてないですよね。でも!このたび愛知県の玉ねぎ農家から教わったアイデアがまさにソレでした♪難しそう…と思いきや、ありふれた食材でできちゃうんです。よし、張り切って作ってみよ~♪

【海外YouTuber】丸ごと揚げちゃう♪「花咲き玉ねぎのチーズソース」はサクサク甘~い♡ソースは濃厚♡

今回アイデアを教えてくださったのは、愛知県碧南市で玉ねぎ農家を営む永井千春さん。



フレンチの前菜みたいな一品に仕上がったら、ホームパーティーなどでも盛り上がりそう!
さっそくクッキングスタート♪

ホムパ主役級の一品に!?「とろける玉ねぎプリン」



材料(カップ4~5個分)
玉ねぎ…1個
牛乳…200ml
コンソメ…小さじ1/2
塩…少々
こしょう…少々
粉ゼラチン…5g
トマト…1個
パセリまたはバジル…適量

※玉ねぎは辛味の少ない品種や新玉ねぎ等を用いるのがオススメです。


作り方
1.玉ねぎを縦半分に切り、薄切りにする。トマトは小さめの角切りに、パセリはみじん切りにする。





2.鍋に玉ねぎを入れ、水をひたひたになるまで加えたら火にかける。沸騰したら弱火にして15分ほど煮る。





このくらい透き通ってくればOKです。ザルにあげて水気を切っておきます。



3.2をフードプロセッサーにかけてペーストにする。





「もしペーストを作りすぎて冷凍する時は、製氷皿が便利です。ブロック単位で量を調整できて使いやすいですよ」(永井さん)



4.鍋に3の玉ねぎと牛乳、コンソメ、塩、こしょうを加えてひと煮立ちさせる。





5.4の火を止めたら、ゼラチンを加えて溶けるまで混ぜる。



ゼラチンの溶け残りがないように、よ~く混ぜます。

6.器に流し込み、粗熱が取れたら2~3時間ほど冷蔵庫で冷やす。



7.刻んだトマト、パセリをのせたら完成。



色のコントラストがかわいいですね♡
それでは、いただきま~す!



一口食べてみると、プルッとした後にフワ~ッと消えるような口当たり。
玉ねぎの風味とコンソメのコクが口の中いっぱいに広がります。
ミルキーさはあるものの、しつこくなくて後味はさっぱり。
次の料理の味を邪魔しないのに、食が進む味わい。フレンチのコースが始まったような、とってもゴージャスな気持ちになれます(笑)。



今回はお手軽にトマトとパセリをトッピングしましたが、バジルソースやフライドオニオンを散らしてもおいしそうですよね。
アレンジしやすいのも玉ねぎプリンの魅力かも!



フレンチっぽく白ワインと合わせてみました。大人が集まる席にもいいですね。
子ども向けにするならトッピングを変えたり、こしょうを抜いたりするのがベター。



クラッカーとも相性◎でした!
ちなみにこちらも玉ねぎをたっぷり練り込んだオニオンクラッカーです。
レシピはこちらをどうぞ♪
https://nichinichi-magazine.com/articles/detail/3629

フレンチ風のおしゃれな前菜が身近な材料で作れちゃいます♪
ぜひみなさんもためしてみてくださいね!

株式会社棚久

永井千春さん

にんじん・玉ねぎの一大産地、愛知県碧南市で4代続く農家の生まれ。碧南市のブランドにんじん・玉ねぎを栽培する。「野菜のことをもっと知ってほしい」という思いから、野菜ソムリエ上級プロ、管理栄養士の資格を活かしたワークショップも開催。野菜の見分け方や保存法を学んだり、フレンチや懐石料理で品種ごとに食べ比べたりと、多彩な企画が参加者に好評。一児の母であり、最近は野菜のおいしさを子どもにも伝えようと奮闘する日々。

株式会社棚久 HP 
https://vegetanaq.com/

レシピ写真/大村夏子 取材協力/JAあいち中央

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