2023.06.05

食べる

【ご当地給食レシピ】静岡県島田市のうまいもん全部盛り♪「島田汁」作ってみた!トッピングに茶葉パラリ!?

全国を見渡すとさまざまなご当地食がありますが、「島田汁」という名のメニューをご存じですか? 今回、静岡県の農家にレシピを教わったんですが、どうやら、静岡県島田市が食育に力を入れるため、市を挙げて開発し、給食にも登場する一品だそうです。野菜をたっぷり使ったみそ汁に、なんと茶葉をふりかけるんだとか。まさにお茶の産地・島田市のご当地食な一品、さっそく作ってみますよ~。

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島田汁は、具材に「島田市産野菜」をたっぷり使うこと、そして、静岡県焼津市に昔から伝わる出汁専用削り節「だしせん」を使うことが特長だそう。

島田汁一杯で、地域の味わいを味わえることができるんですね~。

ただワタシは島田市在住ではなく、なかなか手に入らない食材も多いので、身近な野菜や出汁で作っていきたいと思います。

茶の香りが爽やか~!「島田汁」



材料(5人分)
豚こま切れ肉…50g
ごぼう…25g
白菜…1枚
だしせん(※)…50g
レタス…2枚
大根…150g
しめじ…50g
にんじん…25g
里芋…50g
絹さや…5枚
豆腐…半丁
みそ…60g
緑茶(茶葉)…適量

※だしせんは手に入らなければ普通のかつお節で代用できます。

まず下準備をしましょう。
・大根をいちょう切りにする。
・にんじんは半月切りにする。
・里芋は食べやすい大きさに切る。



・肉、白菜も食べやすい大きさに切る。



・ごぼうも食べやすい大きさに切り、水に浸けておく。



・レタスを食べやすい大きさに切る。



・絹さやは熱湯でさっと茹でた後に冷水にくぐらせ、2~3cmに切る。



それでは調理していきましょう♪

1.鍋に湯を沸かし、だしせんを入れる。



2.1を5~10分ほどふつふつと弱火にかけ、ザルで濾す。



あぁ…なんて香り高い黄金色の出汁!

3.
鍋に注いだ2の中に、豚肉、大根、にんじん、里芋を入れて、火にかける。





アクが出てきたら取りましょう。

4.3で入れた具材が柔らかくなり始めたら、白菜、しめじ、ごぼうを加える。



5.みそで味をととのえたら、レタスと豆腐を入れる。





このレタスが後に良い仕事をするんです☆



6.お椀に盛りつけてから、絹さやを飾り、茶葉をふりかけたら完成。



いざ!サラサラ~っと♪



おぉ、ビジュアルとしてはみそ汁に茶葉がかかっている感じ…。
どんな味なのか、いただいてみましょう!



ん?モグモグ…なんかスモーキーな味がします!
普通のみそ汁が一気に爽やかなお茶の香りに包まれ、なんとも複雑な風味の中、具だくさんの野菜をパクパク。
レタスのシャキッとした歯応えがアクセントです♪

これは面白い!
この新鮮な味わいに引き寄せられて何度も口に運んだ結果、お腹いっぱいになりました(笑)。

この「島田汁」は、島田市の学校給食にも取り入れられ、食育の一環として食べられているそうです。
子どもの頃からこの味を経験出来るなんて、うらやましい!

豚汁やけんちん汁とはまったく異なる、この島田汁。
ぜひみなさんも味わってみてくださいね!

レシピ提供/JA大井川

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