2023.06.25

食べる

【無印良品】初心者でも失敗せず作れる⁉噂のお菓子キットで「生チョコ」に挑戦♪【パティシエの正直レポ】

こんにちは!パティシエの野上恵里です。最近、無印良品の「自分で作る」お菓子シリーズにハマっています。こちら、初心者でも失敗なく作れるという手作りキットで、今日は「生チョコ」に挑戦です。実は、このお菓子シリーズの試作レポートもすでに3回目。これまでも忖度なく、正直に作り方のコツや難しいところ、そして味の感想などを報告してきました。今回もお菓子作りのプロとして、嘘偽りのないレポートを心がけます!

【無印良品】の初心者用お菓子キットで「トリュフ」に挑戦♪説明書通りでおいしく作れたか⁉【プロの正直レポ】

今回お試しするのは、無印良品の「生チョコ」キット


無印良品の自分で作る生チョコ ¥590(消費税込み)

いきなりですが・・・
トリュフと生チョコ、実はトッピング以外の作り方は同じなんです。ご存じでしたか?
3月に作ったトリュフでは、少し分離してしまいました。

トリュフの記事は4月1日公開のこちらでチェックして♪「【無印良品】の初心者用お菓子キットで「トリュフ」に挑戦♪説明書通りでおいしく作れたか⁉【プロの正直レポ】」

反省を踏まえて、いざ!生チョコ作りです!

必要なのは、以下の2点だけ!
そうこの生チョコキットと生クリームだけなんです!



毎回思いますが
生チョコキットと生クリームだけでキレイなラッピングまでできるのは、すごく助かりますね♪
キットの中身はこちら。


左上から反時計回りに、ギフト用の箱(フタ付き)、リボン、ココアパウダー、チョコレート。

このチョコレート。
なんと!なんと!なんと!!

クーベルチュールです!うれしいー!

クーベルチュールチョコレートって、そもそもなに???という方へ!
簡単に紹介しますと・・・

クーベルチュールチョコレートは、国際規格で定められている条件をクリアしているチョコレートのことです。
例えば、
・カカオ分35%以上
・カカオバター以外の代用油脂が5%以下
などの決まりがあります。

簡単に言うと、カカオの香り高いおいしいチョコレート!(笑)

市販の板チョコと食べ比べると、全然違うんですよ!
特に焼き菓子ではない生チョコやトリュフは、チョコレートの味がダイレクトに伝わるので、おいしいチョコレートを使うのが大事なポイントです。

・・・ちょっと語りすぎましたかね(笑)。
チョコレート好きなので、許してくださいね!

では、実際に作っていきましょう♪

無印良品の「生チョコ」キットにさっそくTRY

自分で用意する材料
・生クリーム…60g
・お好みの洋酒…5g(今回は洋酒は入れていません)
・湯煎用のお湯…適量
・冷やす時用の冷たい水…適量

下準備
・ギフト用の箱を組み立てておく。
・湯煎のお湯(約80℃)を用意する。

1.生クリームを湯煎で温める。



2.チョコレートを全て加え、シリコンベラなどを使って混ぜながら完全に溶かす。



3.冷たい水をあて、冷ます。(寒い時期は水道水でOK!暖かい時期は小さい保冷剤を1〜2個入れる)



はい!
前回のトリュフ作りでは、ここで混ぜすぎて分離していました。
今回はあまり触らない!
できるだけ放置して、たまーにシリコンベラなどでひっくり返すイメージにしました。

こんなにツヤツヤに♪分離せずうまくいきましたよ。



4.ギフト用の箱にラップを敷き、3を平らになるように流し入れる。冷蔵庫で2時間以上冷やす。



空気が入らないように&表面をしっかりならすのがポイントです。
この表面をならす行程も、何回も撫ですぎると分離してくるので要注意です。

5.取り出してラップをはがし、包丁でほんの少しフチを切ってから縦横4列に切る。
箸などを使って一粒ずつココアパウダーを全面にまぶし、中敷をしいたギフト用の箱に詰める。



ココアパウダーは使い切らなくて大丈夫!

生チョコを切るときのポイントは、包丁をお湯で軽く温めるときれいに切れます。



キレイな真四角ではなく、ガタついているのがわかりますよね。
原因は、チョコレートが柔らかかったから!

今回は説明通り、切ってそのままココアパウダーをまぶして箱に詰めました。
時間があるときは、切ってから再度冷蔵庫で冷やすと、形が崩れずきれいに仕上がりますよ♪

完成形は、こちら!



うんうん♪
撮り方でちょっと誤魔化しているけれど!美しいー!(笑)
ギフト用の箱にぴったりサイズなのが、美しさの秘訣ですね。

これ、仕上げの半分はココアパウダーではなく粉糖にして、市松模様のようにしてもかわいいと思います。
もう少し丁寧に作れば、ピシッと真四角になるので、なおさら売り物みたいになりますね♪

肝心なお味は、濃厚生チョコ!甘すぎず大人な感じ。
今回は洋酒なしで作りましたが、お酒OKな方は是非とも入れていただきたいです!
ラム酒やブランデー、コアントローも合うんじゃないかな。
そして口溶けが良くてうっとり…♪
すぐに食べ切ってしまいました(笑)。

初心者でもかんたんにできる生チョコ。ぜひお試しください♪

※記事内で紹介した商品は、掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合があります。

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