こんにちは♪パティシエの野上恵里です。前回の投稿に引き続き、無印良品の初心者向けお菓子キット「自分で作るシリーズ」のレポートです。今回は「トリュフ」を作ってみます。キットにはどんなものが入っているのか。説明書はわかりやすいか、その通り作ったらおいしくできるのか。そして肝心のお味はどうなのか。プロの視点をしっかりチェックしてみようと思います。これからこの商品を買おうと思っている方に参考になれば幸いです！【無印良品】のお菓子キットで「ガトーショコラ」に挑戦♪計量不要で混ぜて焼くだけ！【プロの正直レポ】作るのは無印良品の「自分で作るシリーズ」の「トリュフ」
こちらを使います！
16個分、税込790円です。
用意する材料はこちら。
生クリーム…大さじ3
ラム酒…大さじ1
トリュフ…1箱
お酒はお好みなので、なくても作れます！
前回のガトーショコラの反省から、わたしはラム酒を入れることにしました。
※3月30日配信「【無印良品】のお菓子キットで「ガトーショコラ」に挑戦♪計量不要で混ぜて焼くだけ！【プロの正直レポ】 」
＜トリュフ＞の中身はこんな感じです。
左上から時計と反対回りに、ラッピング用のカップと、タイ付きギフト用ラッピング袋、チョコレート、飾り用のココアパウダー、粉糖、フリーズドライいちご、チョコクランチです。
この、飾り用の細々したものたち！
全部自分で用意すると費用もかかるし、たくさんあまりがちですよね。
1回分だけの量が入っているのはとってもうれしいですね♪
トリュフといえば、チョコレートと生クリームを乳化させる作業が必要です。
指示通りに作って、ちゃんと出来るのか⁉︎
さっそく作っていきます！
下準備
・湯煎を用意。
・フリーズドライいちごは、袋の上から指で細かく潰しておく。
1．ボウルに生クリームを入れ、湯煎で温めたら付属のチョコレートを入れて溶かす。
記述のまま溶かします。そうすると、やはり…
ちょっと分離したー！
脂が浮いたりざらついた質感になっているの、わかりますか？
これをなおさないと、滑らかなトリュフにならないんです。
次の行程でその作業があるのかな…。
2．湯煎から外し、ボウルの底を水につけてシリコンベラでクリーム状になるまでよく混ぜる。好みで洋酒を加える。
おおー！！滑らかになった！
よかったです、無事に乳化されました。
まだまだ温かいので、あとはクリーム状にするのと冷やすために、混ぜていると…。
あ、あれ？
分離してざらっとした感じ、わかりますか？
冷やすために混ぜすぎたみたいです。初歩的なミスをしてしまいました…。
洋酒（今回はラム酒）が混ざったら、あまり触らず冷やした方が良いですね。
今回は、作り方の記述通りに作ってみた！なので、挽回せずに進めます。
実験みたいで楽しいです（笑）。
3．ラップの上にスプーン2本を使い作りたい個数に分けてのせる！丸められる固さになるまで15〜20分冷蔵庫で冷やします。
説明文にはスプーン2本でくるくると形を整えるように、とあったのでやってみたのですが、あまり整いませんでした。もう少し冷えてからの方が良かったのかも？
わたしは1つ分を上の画像くらいの量にしました。
これだと大きいようです。14個しかできませんでした。欲張っちゃダメですね！
2でしっかり冷やしておくと、この後の冷す時間が短くて済みます。
4．1個ずつラップで包んで手早くキレイに丸める。
手の熱で溶けていくので、ある程度形が整えばOK！
全部ラップに包んで丸めたら、改めて手のひらでくるくる形を整えるとキレイに丸くなりました。
5．ココアパウダー、粉糖、チョコクランチ、フリーズドライいちごをそれぞれ別容器に入れる。粉糖とフリーズドライいちごは半量ずつ合わせていちご粉糖を作る。丸めた
4をそれぞれの容器に入れ転がしてまぶしつける。
まわりにココアパウダーなどがついたら、もう一度手のひらで形を整えて、またまぶしつけるとキレイです。
出来上がりは、こんな感じです！
美しい〜！！
いちご粉糖のピンクが淡すぎたので、フリーズドライいちごをもっと入れてもよかったと思いました。
肝心のお味は、良い良い良い！！
ラム酒がしっかり効いていて、分離させたわりには口溶けがよかったです（笑）。
これなら初心者さんもおいしく作れそう！
わたしは欲張ってサイズが大きくなりましたが、小ぶりに作っても可愛いだろうなぁと思います。
こんなに可愛らしいものが、自分でも簡単に作れる満足感。
ぜひ味わってください♪
