5.4のフライパンにオリーブオイル(分量外)を適量追加して中火で熱し、マッシュルームの軸をこんがりとするまで炒め、ご飯、ほうれん草ペースト、塩を加えて炒めます。
動画ではペーストを半量加えていたのでその通りに入れてみましたが、ほうれん草の緑色がご飯全体に行きわたらなかったので全量を入れて炒めました。
ほうれん草ペーストを全量入れるとご飯がきれいな緑色に!ただ、ペーストが硬いので、ご飯にしっかりと混ざるよう5分ほど炒めました。
炒め終わったらご飯に盛って、
4で炒めたマッシュルームのかさをトッピングします。
オリーブオイルの味が濃厚!ほうれん草の役目は色だけかな…?「ほうれん草焼きめし」を器に詰めて盛り付け、炒めたマッシュルームと乾燥パセリを少し散らしてケーキ風にデコってみました。
ほうれん草をペーストにしたことで、ご飯が均一に鮮やかな緑色になっていますよ。刻んだほうれん草ではこんなにきれいな色にはならないですよね♪
ところが、食べてみると…ん?オリーブオイルの味しかしない…。見た目を裏切るかなりヘビーな味わいです。ほうれん草のペーストを作るのに45gものオリーブオイルを使っているので、当然と言えば当然ですよね…。ご飯も油をたくさん吸っているからか、もっちりと重たい。
ほんのり、にんにくと粉チーズの風味はするのですが、圧倒的にオリーブオイルの味が勝っています。トッピングの炒めたマッシュルームに香ばしさや旨味はあるのですが、マッシュルームもオリーブオイルで炒めているので口直しにはあまりならず。
うーん。見た目は美しいご飯なのですが、筆者の好みの味ではないかな…というのが正直な感想でした。
韓国人のお料理好きさんが考案した「ほうれん草焼きめし」は、見た目を裏切るヘビーな味わいのご飯でした。
ほうれん草、粉チーズ、にんにく、カシューナッツ、オリーブオイルをペーストにするアイデアは、きっとイタリアの調味料・ジェノベーゼからヒントを得たのでしょう。
ジェノベーゼはイタリア北西部・リグーリア州発祥と言われる調味料でバジル、粉チーズ、にんにく、松の実、オリーブオイルをすりつぶして作られます。きっと韓国で身近に手に入る材料に置き換えて作ったのでしょう。
料理好きなら食材を置き換えて作りたくなるものですよね。「ほうれん草焼きめし」はオリーブオイルの味わいが強かったので、加えるほうれん草ペーストの量を少なくして、バジルや青じそといった風味が強い野菜を加えたら、爽快感が出て食べやすくなりそうな気がします。
見た目は素敵に仕上がるので、上記の材料を参考にしてアレンジを加えて作ってみるのをおすすめします。気になる方はぜひトライしてみてくださいね。