2023.07.30

食べる

【なんちゃってレシピ】物価高の折…「うな丼風ゴーヤー丼」作ってみた!ふんわり卵と甘辛たれでかば焼き感♪

土用の丑の日が近くなってくると、「うなぎのかば焼き」が食べたい~!という欲が沸いてきますが…この物価高の折、気軽には買えない。そこで、旬のゴーヤーを使って、うな丼風のどんぶりを作ってみました。わたしの住む鹿児島県では、ゴーヤーに卵をくぐらせて揚げて、甘辛のたれを絡めて食べる郷土料理があるんです。これを、わたしなりにアレンジ♪卵を使うことで、ゴーヤーの苦みも軽減され、気軽に何杯でもおかわり出来ちゃいますよ~。

【そっくりレシピ】「うなぎのかば焼き」買えない時は…残り食材4つで「ほぼほぼうな丼」!?栄養価も◎

卵で苦味も消える!?「ゴーヤーのかば焼き丼」

材料(3人分)
ゴーヤー…1本(約250g)
片栗粉…大さじ1
油…大さじ3
しょうゆ…大さじ1
みりん…大さじ1
溶き卵…1個分
ご飯…3人分

ゴーヤーは縦半分に切り、種とワタの部分をスプーンなどで取り除きます。



さらに横3等分に切り分けます。



ポリ袋に、切ったゴーヤーと片栗粉を入れて、袋の口を押さえて振り、片栗粉をまんべんなくゴーヤーにまぶします。



フライパンに油を熱し、片栗粉をまぶしたゴーヤーを、強めの中火で揚げ焼きにします。
油の量は、鍋底から2~3mmでOK。直径20㎝のフライパンなら大さじ3ほどで大丈夫です。フライパンの大きさに合わせて調整してください。



まずは、外側を揚げ焼きにします。
ゴーヤーは、弧を描いているため、そのままだと油に接しない部分があるので、箸で動かしながら全面を加熱するのがコツ。



外側がサクッと揚がったら、ひっくり返します。
今度は、箸で押さえつけながら内側を加熱すると、ゴーヤーがしんなりとなり、形もだんだんと平らになってきます。



このとき、油が跳ねる場合があるので、ヤケドにはご注意ください。
内側も、サクッと揚がったら…



皿に取り出します。



残った油を器などに取り除き…



フライパンに、しょうゆ、みりんを入れてひと煮立ちさせます。



ひと煮立ちさせたら、火を止め、ゴーヤーをフライパンに戻し、調味料に絡ませます。



その後、溶き卵を回しかけ…



卵が半熟状になるまで強めの中火で加熱したら、出来上がり。ご飯の上にのっけて、いただきます!



見た目は、ゴーヤーのままですが(笑)、匂いは甘辛たれと相まって、ほぼ“うな丼”風!?
食感も、半熟状の卵がたれを吸い込み、うなぎのかば焼きのようにふわっと優しくいい感じ。ゴーヤー独特の苦みも、卵でコーティングされることよって、軽減されています。



娘たちにも食べてもらうと、気に入った様子♡とってもおいしかったので、ゴーヤーの新しい食べ方として、わが家の定番にしたいと思います。

ゴーヤーの苦み成分は、夏バテ防止に最適

ゴーヤーは、ウリ科の植物で、別名はニガウリ。鹿児島では「ニガゴイ」とも呼ばれています。



夏の土用の丑の日といえば、うなぎを食べるイメージが強いですが、うなぎだけでなく「う」のつくものを食べれば夏バテしにくいという言い伝えがあります。まさに、ウリ科の植物であるゴーヤーも、土用の丑の日にぴったりの食材です!

ゴーヤーは栄養も豊富。苦みが気になりますが、この苦みはモモルデシンという成分で、夏バテ防止や食欲増進を助ける働きがあるんです。

物価高で、うなぎのかば焼きが買えない…という時には、このゴーヤーのかば焼きを作って、ご飯にのっけてみるのもアリかも。きっと、酷暑を乗り切る一品になりますよ!

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