夏らしさ全開の野菜といったら、やっぱりゴーヤーじゃないですか?苦味の強い野菜ですが、暑くなるほどに食べたくなりますよね。ただ、できることなら苦味は和らげて、食感も良く食べたいもの。今日はその点に重きを置いた、シンプルな「塩炒め」に挑戦です。苦味対策の下処理は…なんと、砂糖を使うこと。不思議~。しかも下ゆでせずサッと炒めるだけなので、シャキシャキ食感をお約束とか。砂糖でホントに苦くないのか、シャキシャキなのか、詳しくレポートします!「悪魔の漬けゴーヤ」に挑戦!苦くないゴーヤーの“パリパリ”にきくらげの“コリコリ”が心地いい♪爽やか~YouTubeチャンネル「毎日中華」は、日本に住む中国人の男性が普段家族で食べている中華料理を中心に配信されているようです。使用する油を控えめにして、ヘルシーな中華料理を心がけているそう。
そんな「毎日中華」から、わたしの目に留まったのが「ゴーヤーの簡単レシピ」。ゴーヤーって下処理が面倒なんですが、このレシピは茹でずに、なんと、砂糖で下処理するだけでいいらしいんです。塩じゃなく砂糖⁉って思いますよね。
若干不安になりつつも…どうやらこの「ゴーヤー炒め」は、中華風の味付けになるようです。ではさっそく作っていきます。
苦みを消すのに砂糖を使うの⁉下ゆでなしで炒めるだけ!「ゴーヤーの簡単レシピ」作ってみた!【材料】約2~3人前ゴーヤー…1本
下処理用の砂糖…小さじ2
にんにく…1かけ
鷹の爪…1個
砂糖…小さじ1/2
塩…小さじ1/2
鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ1/2
サラダ油…大さじ1/2
【作り方】1. ゴーヤーを切ります。
ゴーヤーはへたとおしりを落として、縦半分に切ります。
切ったら種とわたを取ります。
中の白い部分に苦みがあるので、しっかりとスプーンでこそげ取ります。
縦半分に切ったものをさらに横に4等分に切ります。
それをさらに切りやすくするために縦半分に切り、
棒状(短冊状)になるように切っていきます。
筆者は、この切り方は初めて。いつもと違う食感になるのかも…楽しみ~♪
2. ゴーヤーの苦みを取るための下処理をします。
1で切ったゴーヤーをボウルに入れます。
切ったゴーヤー全体に砂糖をまぶして10分置きます。
ここがポイントです!いつもは塩を振って茹でてしまうのですが、砂糖をまぶすんですね~!
10分置いたら、洗い流して水気をしっかり切りましょう。
3. 鷹の爪とにんにくを刻みます。
鷹の爪は中の種を出して5mm幅くらいに刻みます。
にんにくは、皮を剥いたら包丁の腹で叩いて軽くつぶし、荒めのみじん切りにします。
4. ゴーヤーを炒めて仕上げます。
フライパンに火をつける前に、サラダ油とにんにくを入れてから火をつけます。
にんにくは火をつける前にサラダ油へ入れ、焦がさないようにします。焦げるとおいしくないですからね。
最初は弱火で、にんにくを軽く炒め、続けて鷹の爪も入れて一緒に炒めます。
ゴーヤーを入れたら強火にして炒めます。
ゴーヤーは生でも食べられるので、軽く炒めたらOKです。
味付けに塩と鶏ガラスープの素を入れて炒めたら、最後に砂糖を加えて、軽く炒めて完成です!
にんにくの香りが食欲そそる!「ゴーヤーの中華風炒め」をさっそく食べてみました♪見た目は、普段作るゴーヤー炒めよりも緑色が鮮やかで、鷹の爪の赤とのコントラストがおいしそうに見えます。
実際に食べてみると…とってもシャキッとした食感で、おいしい!
いつもの作り方だと、ゴーヤーの苦みを取るために下ゆですることが多く、そこから炒めると火が入り過ぎてしまって完成した時にはゴーヤーがくたっとしているんです。でもこの作り方ならゴーヤー本来のシャキシャキ感が楽しめますよ。
味も、想像以上に苦味が抜けていておいしいんです。
「砂糖で下処理?」「しかも下ゆでなし?」と、本当に苦みを処理できたのか心配でしたが、苦みがとても苦手なわたしでも、全然気にせずおいしく食べることが出来ましたよ!これには大満足でした。
にんにくと鷹の爪が思った以上に効いていて、甘じょっぱい味付けで食欲をそそります。
これはビールにも良く合いそう!夏にとてもおすすめの一品ですね!
調理時間は下処理時間を含めて約20分でした。
暑い時期でも「下ゆでなし」ですから、火を使う機会が少なくて助かります。
材料が揃っていれば、ゴーヤーを刻んで下処理して、炒めてあっという間に出来上がり♪
にんにく香る中華風の味付けが食欲をそそる「ゴーヤーの中華風炒め」。この夏、ぜひ作ってみてくださいね。
YouTubeはこちらをチェック!
https://www.youtube.com/watch?v=y-YXz3YPjjA