2022.01.07

食べる

【農家の時短レシピ】新顔野菜「ビーツのカラフルラぺ」が万能すぎる!レンチンOK、つく置きやお弁当にも◎

「にんじんのラぺ(千切りサラダ)」はわりとおなじみですが、東京都あきる野市のビーツ生産者に教わったのは新顔野菜「ビーツのカラフルラぺ」。しかも、電子レンジでパパっとイケちゃう時短レシピです。作り置きやおつまみにもぴったりで思いついた時に作れる&カラフルだからお弁当などに入れるだけで彩りがぐんとよくなりますよ~!

【画像を見る】農家がいつも食べている「ビーツのカラフルラぺ」紹介!



今回レシピを教わったのは、東京都あきる野市で種苗店を営みつつ、ビーツの栽培も手掛ける野村辰也さん・幸子さん夫妻。

西洋野菜の普及を目指して東京西洋野菜研究会を発足するなど西洋野菜の専門家でもあります。

ビーツはレンチンがおすすめ!

「ビーツにはおなじみの赤以外にも、いろんな色の品種があります。色ごとにおいしい食べ方もあって、加熱するなら赤色のビーツや黄色のビーツがおすすめ。特にルナという黄色のビーツは、甘みが強くてクセがないので食べやすいですよ。一方でうずまき模様のビーツは加熱すると色が抜けてしまうので、生で食べたほうがいいですね」(辰也さん)


左から、黄色ビーツ(ルナ)、うずまき模様のビーツ(ゴルゴ)、赤色ビーツ(ソーレ) 

「ビーツは火を通すと甘みが引き立つんです。色をきれいに残したいならサッと加熱するのがおすすめ。短時間で火が通る電子レンジは、ビーツの調理に向いていますよ」(幸子さん)

おいしさを引き出しながら、きれいな色を残せるレンチンレシピ、さっそく作ってみましょう!

簡単3ステップ! 気軽に作れる「ビーツのカラフルラペ」



材料(作りやすい分量)
ビーツ(赤または黄)…1個(約200g)
※今回は甘みの強い黄色ビーツを使用

[A(基本の調味料)]
オリーブオイル…大さじ1
酢…大さじ2
蜂蜜…大さじ2
塩・こしょう…各適量
好みのハーブ(あれば)



[B(ツナマヨ)]
ツナ缶(オイルタイプ。オイルは切っておく)…1缶
マヨネーズ…大さじ1



作り方
1.ビーツは皮を剥いて薄切りにしてから、千切りにする。



ビーツの特徴と言えばこの鮮やかな色!切っているだけでも、癒されます。



21を耐熱容器に入れ、レンジ(600w)で3分加熱する。

null

しんなりすればOK。水分が出るようなら軽く切っておきましょう。



3.レンジから取り出した2に、[A:基本の調味料]または[B:ツナマヨ]を加えて和える。



どちらもサクッと和えるだけで完成です。



「ビーツのラペは、調味料によってバリエーションが増やせるレシピ。オイルや塩、酢を変えてみると、また違った味わいが楽しめます。ちょっといい調味料を使うのがおいしく作るコツですね」(幸子さん)

レンジであっという間にできるので「あと一品ほしい」という時にも重宝します!


オリーブオイルと酢がメインの基本のラぺ

できたてをさっそく食べてみると、基本の調味料で和えた方はさっぱりしていて大人向けの味。

シャキッとした食感が程よく残るので、箸休めにも良さそう。ワインやシャンパンにも合いそうな味でした!


ツナマヨラぺ

ツナマヨで和えたものは子どもにも好評!

食べ慣れているツナとビーツを合わせたからか、パクパク食べていました。

お店でビーツを見かけたら、ぜひ作ってみてくださいね!

野村植産㈱

野村辰也さん 野村幸子さん

東京都あきる野市、JR秋川駅から徒歩10分の住宅街にある種苗店。バラエティに富んだ品揃え、きめ細やかな対応から、家庭菜園を楽しむ地域住民や農家からの信頼は厚い。西洋野菜を育てたことをきっかけに、2018年「東京西洋野菜研究会」を発足。マルシェやワークショップなど、西洋野菜の魅力を広く伝える活動を続けている。出前授業や栽培指導などを通して、地域の保育園や小学校の食育サポートにも注力。広い世代に向けて「土に触れ、食べるよろこび」を発信している。
ホームページは
https://nomuraseed.mystrikingly.com/
東京西洋野菜研究会はこちら

レシピ写真/大村夏子 取材写真/石塚修平 取材協力/JAあきがわ

Pick up

Related

Ranking