表面がきつね色になるまで、1分ほど揚げたら出来上がり。
調理時間は25分でした。とはいえ、このうちの15分が調味料を漬け込む時間なので、作業的には楽チンです。
…と、ここで気になる点がひとつ。
鶏肉を油に入れた後でポリ袋を見ると、こんなに衣が残っていました。使った片栗粉&コンスターチの半分くらいの量。
しかも、粒状になっている。
どうやら、鶏肉を漬け込んでいた液体の調味料や鶏肉から出た水分が袋の中にあって、片栗粉やコンスターチがそれを吸ってしまったようです。衣の付きがイマイチだったのは、これが原因かも。
もし、ポリ袋の中にけっこう水分があるようなら、袋の中に片栗粉などを入れて衣をつけない方がいいのかも。バットに片栗粉などを入れて、鶏肉を袋から取り出して衣をつける方が、しっかり衣がつくかなと思います。それに、粉も無駄なく使えるし。次回はこのやり方にしてみようと思います。
反省はこれくらいにしておいて、食べてみましょう!
おお~、ザックザク&ガリガリ食感でお肉はジューシー♪
青のりの豊かな風味があって、ポテトチップスののり塩味に負けず劣らずのおいしさです。クセになる味。
のりの風味が際立つのは下味がしっかりついているからかなと思います。中でも、砂糖の働きぶりはすごい。はるあんさんのおっしゃる通り、砂糖は塩味も引き立てていますが、砂糖の甘味とコクも効いていて、お店の唐揚げのようなコク旨な唐揚げに仕上がっています。
一般的に、唐揚げの下味の漬け込み時間は短くて30分。長いとひと晩漬け込むというレシピもあります。それが、わずか15分の漬け込み時間で、ここまで味がしっかりついているのは驚きです。これも砂糖のおかげなのかしら???恐るべし、砂糖(笑)。
食べきれずに残した唐揚げを、5時間ほど経ってから食べてみると…。
揚げ立てほどではありませんが、ザクザクした衣の食感も残っていて、ちょっとびっくり。味は揚げ立て以上にしっかり鶏肉に染みていたので、お弁当のおかずにもぴったりだなと思います。
唐揚げマニアはるあんさんの「のり塩唐揚げ」は、短時間の調理で、しっかりのり塩味に仕上がる秀逸なレシピでした。作ってみてはいかがでしょう。