皮を剥いた栗で栗ご飯を作ってみましょう!
「栗ご飯」を作ってみた!【材料】皮を剥いた栗…15個
塩…小さじ1
酒…大さじ1
昆布(乾燥)…5×5cmほど
米…2合
ゴマ塩…適量
【作り方】1. 米は洗って30分浸水させたのち、水を切ってザルに上げます。
2. 皮を剥いた栗を半分に切ります。
3. 炊飯器に米、酒、を入れ、米2合の目盛りまで水を入れます。塩を入れて軽く混ぜます。
4. 昆布はぬらしたキッチンペーパーで拭きます。その昆布と栗を入れて通常炊飯で炊きます。
5. 昆布を取って混ぜます。茶碗に盛り付け、好みでゴマ塩を振って出来上がりです。
塩分の効いたご飯に栗の甘さが引き立つ栗がホクホクしていて、シンプルな味付けでおいしいです。ご飯にしっかりと塩分が効いているので、栗の甘さが引き立ちますね。栗が多く、ごろごろ入っているので、栗ご飯を十分に堪能できます。炊飯した後、混ぜた時に栗が崩れてしまいますが、ご飯と馴染んでおいしいです。ただ、見た目がイマイチなので、飾り用に混ぜる前に栗を少し取っておいて、後乗せするのもアリかなと思います。
栗の成分栗の主成分は炭水化物で、その中でも特にでんぷんを多く含みます。たんぱく質や脂質も多く、ビタミンB1・B6・C、カリウムなどの栄養も豊富です。ビタミンB群は、エネルギー代謝を高め、慢性的な疲労を回復させてくれる働きがあります。通常、ビタミンCは熱に弱い性質がありますが、栗に含まれるビタミンCはでんぷん質に守られているため、加熱しても損失しにくい特徴があります。ビタミンCはコラーゲンの生成に関わる成分で、細胞の老化を抑制、肌にハリとツヤを与えてくれる働きがあります。
シンプルな栗ご飯、とてもおいしくいただきました。栗の皮剥きはいつもよりずっと楽に剥くことが出来ましたよ。最初の栗の皮に切れ目を入れるところは、さすがにいつも通り硬くて力が要りましたが、全部を剥く訳ではないので、いつもよりは楽でした。電子レンジで加熱した後の鬼皮は見事にするんと剥けたし、渋皮を剥くのはそんなに力が要らないので、切れ目以外は大変ではありませんでしたよ。この方法なら、また作りたいなと思いましたね。ぜひ参考にしてみてくださいね。
参考文献:
春夏秋冬おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典 監修 吉田企世子 エクスナレッジ