2024.01.23

食べる

【シェフ脇屋の超裏ワザ】巨匠の「もやし炒め」はレストランの味♡5秒ルールが優勝の秘訣!茹でるも炒めるも一瞬



手作りの香油を使って「もやし炒め」を作ってみた!

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【材料】
もやし…1袋
しょうが(千切り)…1かけ分
香油…大さじ2

〈下茹で用〉
塩…少々
香油…小さじ1強

〈調味料〉
紹興酒…小さじ2
しょうゆ…小さじ1
塩・こしょう…各少々
ゴマ油…小さじ1

【作り方】
1.フライパンに水をたっぷり入れて、強火で加熱し、湯を沸かします。
下茹で用の塩と香油を入れたあと、もやしを入れて5秒カウントし、すぐにざるにあげて水気を切ります。

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2.同じフライパンにしょうがと香油を入れて中火で炒め、香りが立ってきたら強火にしてもやしを入れます。すかさず、調味料を加えて味を整えます。仕上げにゴマ油を回し入れて完成です。

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もやしはシャキシャキ、プロの味!


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もやしの食感がとてもよく、シャッキシャキです。茹でるのも炒めるのもほんとに一瞬でいいんですね。いつもは炒めすぎてしんなりしているもやしが、火がちゃんと通っていながらシャキッとしたもやしになりました。淡泊な味のもやしが上品で爽やかな香油の香りを纏って、味も香りも一流の料理って感じがします。材料がもやしだけなのに、これほどまでに進化するんですね。

作った香油がまだまだあるので、塩もみをしたきゅうりにも香油を使ってみました。
きゅうり1/4本を1mm厚さの輪切りにし、塩少々でもみ込み、香油小さじ1ほどを混ぜ合わせました。

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おぉ~香油の力強い香りが鼻から抜けていきますね。
きゅうりと塩だけだからなのか、もやし炒めよりも香油の存在を強く感じます。香油は爽やかさもありながら、ねぎやしょうがなどの独特な香りと、火を通しているので炒めたようなコクと香ばしさがあり、きゅうりの塩もみが香油を入れることで一気に中華レストラン風になりました。

もやしの栄養素

もやしは豆の種子を水に浸けて発芽させたものです。頼りない見た目とは異なり、たんぱく質やビタミンC、食物繊維、消化酵素アミラーゼなどが豊富で栄養価に優れています。豊富なビタミンCは風邪予防や免疫力アップ、肌の調子を整える働きがあります。消化酵素アミラーゼが消化を促進し、食欲不振を解消する効果も期待できます。もやしはビタミンCの摂取や、シャキシャキ感を生かすため、さっと短時間で加熱するのがポイントです。みそ汁やスープなどに加えて、溶けだした栄養素を汁ごと摂るのもおすすめです。


香り高い「香油」をはじめ、もやしの5秒茹で(一瞬ですよね)など、「もやし炒め」でも、プロはこう作るんだと参考になりました。
香油はとてもいい香りがするので、おすすめです。時間のある時に作ってみるのはいかがでしょうか。

参考文献:
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社

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