2021.10.30

食べる

いちじくがメインのおかずに!?【超簡単!農家レシピ】「いちじくと鶏肉の煮物」鍋に材料を入れたら煮るだけ!

秋に旬を迎えるいちじくは、意外にもお肉との相性がいいフルーツなんです。というわけで、いちじくの生産者に「いちじくと鶏肉の煮物」のレシピを教えてもらいました。作り方は鍋に材料を全部入れて煮るだけ!定番の煮物とは一味違うおいしさです。生のいちじくが手に入る今しか味わえない期間限定レシピを、味わってみませんか?



いちじくは肉との相性◎

今回レシピを教えてくれたのは、埼玉県加須市でいちじく農園を営む若山和一さん・富美子さん夫妻。


写真/加藤優里

「いちじくは甘さが控えめで、火を通すとトロトロになるのでおかずの材料としても使えます。特にお肉との相性がいいので、煮物や炒めものにするとおいしいですよ」(富美子さん)



また、いちじくには肉をやわらかくする酵素「フィシン」を含み、一緒に食べると消化を助けてくれるんです!

二日酔い防止にもなるので、お酒のお供にもいいとか。

晩酌にもぴったりな味付けのおつまみレシピ、さっそく作ってみましょう!



30分煮るだけ!「いちじくと鶏肉の煮物」の作り方



材料(2〜3人分)
いちじく…3~4個(約300g)
鶏もも肉…1枚(350~400g)
砂糖…大さじ1
酢…大さじ3
醤油…大さじ3
水…300ml
サラダ油…適量

作り方
1.いちじくは軸を切ってから縦4等分に切る。





2.鶏もも肉を一口大に切る。



皮を下にすると切りやすくなります。



3.鍋に油を熱し、12を入れて肉に軽く火が通るまで中火でいためる。砂糖、酢、醤油、水を入れ、煮立ってきたら蓋をして、弱めの中火で30分煮込めば完成。



煮込む時の火加減は、沸騰が止まない程度の弱火が目安です。



煮汁がよく染み込んでいておいしそう~!



ふんわり漂う湯気からは、醤油といちじくのい~い香りが。

まずはいちじくから食べてみると、ジュワッとうまみが溢れ出し、口いっぱいに広がりました!鶏肉もしっかり味がついていて、いちじくとの相性もバッチリです!



いちじくは皮付きのまま調理しましたが、箸でつかむとクタッとなるほど、やわらかく仕上がりました。口当たりがいいので、子どもも食べやすいですよ。



生のいちじくが手に入ったらぜひ作ってみてくださいね!

若山和一さん・富美子さん

埼玉県加須市で、国産いちじくの主要品種「ドーフィン」を栽培して13年。生産するいちじくは加須市騎西いちじく組合を通じて関東地区を中心に販売されているほか、自宅でも直売している。地域の特産品・いちじくを知ってもらおうと、小学生の農園見学の受け入れなどにも積極的に取り組む。所属する加須市騎西いちじく組合は、19名の組合員が2.8ヘクタールでいちじくを栽培(2021年現在)、市内の優れた生産品に与えられる「かぞブランド」としても認定されている。

加須市騎西いちじく組合
住所:埼玉県加須市騎西35-1(JAほくさい騎西中央支店内)
電話:0480-73-1121
HP:https://jahokusai.jp/

写真/大村夏子 取材協力/JAほくさい

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