4.炊けたらしゃもじでにんじんをほぐし、ツナを加えて混ぜ合わせます。
炊き上がったので炊飯器を開けてみると…!ご飯はふっくら、にんじんは型崩れせず、きれいな形を保ったまま炊き上がっていました。
しゃもじで、にんじんを切ってみることに。少し力を入れると、小さく切れるようなやわらかさでした。油を切ったツナを混ぜ込んだら完成です♪
にんじんがたっぷりで鮮やか♪ジューシーな甘さであっさりと食べられるタサン志麻さん考案の「丸ごとニンジンご飯」がこちらです。にんじんを丸ごと炊いてざっくりとほぐしたので、ごろんと大きな塊や細かいものなど、さまざまな大きさが。また、めんつゆを混ぜて炊いたので、ご飯がうっすらと色付いていました。
食べてみると、とてもあっさりとした味わい。ツナの旨味とめんつゆの味がご飯に染みているのですが、4倍濃縮のめんつゆを小さじ2杯加えても、結構あっさりめでした。にんじんも水分を含んでいることを考慮して、炊く前の味付けは少し濃いかな?と思うくらいがちょうどいいのかもしれません。
にんじんはジューシーな食感と甘さで、みじん切りにして入れた時とは違った食感。ちなみに、タサン志麻さんは番組で「にんじんは細かく切れば切るほど、硬くしか煮上がらない」とコメントしていましたよ。確かに、炊き込みご飯にみじん切りのにんじんを入れた時よりも、にんじんが水分を含んでやわらかく炊けています。
今回はあっさり味に仕上がったので、塩と黒こしょう(ともに分量外)を振っていただきましたが、青ねぎの小口切りや白ゴマをトッピングしてもおいしくいただけそうでした。
にんじんを切ったり調味料を複数用意したりの手間が省けてラク♪『沸騰ワード10』でタサン志麻さんが作っていた「丸ごとニンジンご飯」は、にんじんを切ったり、調味料で味付けしたりする手間を上手に省いたアイデアレシピでした。
炊き込みご飯ににんじんを使うレシピはたくさんありますが、細かく切って加えるのが一般的。筆者も、切るのが当然だと思っていました。けれど、今回にんじんを丸ごと加えてみたら、やわらかく炊けるし、しゃもじでランダムにほぐすだけでいいので、とっても手軽♪にんじんに主役感も出るし、とてもいいアイデアだと感じました。
あっさりした旨味を楽しめる炊き込みご飯なので、和洋中とジャンルを問わず、どのおかずにも合わせられそうですよ。とっても簡単に作れる一品なので、ぜひ挑戦してみてくださいね。