2024.03.25

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【天才レミさんレシピ】「豚のクルクル角煮」に挑戦!2時間かかる角煮がクルクルで15分⁉でも味は角煮



3.  別の小さめの耐熱容器に長ねぎ、おろししょうが、おろしにんにく、紹興酒小さじ2、蜂蜜、八角、オイスターソース、しょうゆを入れて混ぜ、タレを作ります。



4.  2の豚肉が乗った耐熱皿の中央に3のタレが入った耐熱皿を置き、全体にラップをかけて600Wの電子レンジでまず6分加熱します。次にタレの耐熱皿を取り出して水溶き片栗粉を入れて混ぜ、ラップをかけずに600Wの電子レンジで40秒加熱してトロミをつけます。



5.  タレの耐熱皿を豚肉の耐熱皿に戻し、肉にパクチーを添えて出来上がりです。



豚の角煮というと、よく煮込まれていてホロホロでジューシーなイメージですが、肉の中にまで味を染み込ませるのには当然時間がかかります。そのためとにかく時間がかかる料理の代表のように言われがちですが、最近では電子レンジだけで角煮ができてしまうものまで発売されていて時短が実現されてきています。

レミさんの発想の面白いところは、「角煮をいかに早く作るか」ではなく「角煮と同じ味と食感をどう簡単に作るか」というところです。レミさんは料理愛好家を名乗るだけあって角煮は時間がかかることをちゃんと承知していますので、「だったら角煮のようなものを作る」と発想を転換してしまうところが好きです。

この角煮は肉の面に下味がついている上に熱が通りやすいので中までしっかり味があり、脂を適度に含んだ肉が食感も柔らかくジューシーで、「角煮?」と考えると微妙ではありますが、角煮のようなものとしてはとてもおいしく仕上がっていました。特にタレの配合はとてもおいしく、蜂蜜の甘みにオイスターソースやしょうゆの旨味、そしてなんといっても八角の独特な風味がたまりません。角煮には欠かせないスパイスですが、電子レンジだけで八角の風味を引き出してこのタレを仕上げたのはすばらしいです。

電子レンジはとても便利ですが焼き目がつけられないので、角煮独特のあの茶色にはなりません。それでもタレは濃い茶色で味もしっかりしているため、とてもおいしく食べられます。2時間以上かかる料理が15分でできるというのは、料理の腕に加えてこの発想力があってこそだと思います。

とてもおいしくできますので、ぜひ作ってみてください!

※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。

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