2024.03.17

PR

食べる

【秋田県の小学生考案】米の品種も炊き方もこだわる「サキホコレ弁当」作ってみた!とんぶりは卵焼きにイン!?



【おかず】①プチプチ食感とやさしい味わいがうれしい「大館とんぶり入り たまごやき」



材料(2人分)
とんぶり…17g
白だし…20g
砂糖…10g
卵…3個(Mサイズ)
サラダ油…5g

下準備
とんぶりは前日に白だしにつけて冷蔵庫に入れておく。

作り方
1.ボウルに卵を割り入れ、砂糖を加えて混ぜる。

2.卵焼き器を熱し、サラダ油を薄く広げたら1の1/3量を入れ、とんぶりをティースプーン1杯ほど全体に広げる。



3.表面が半熟状態になったら手前に巻く。奥に移動させ、同じ要領で卵液、とんぶりを入れて焼くのを繰り返す。



4.粗熱が取れるまで冷まし、一口大にカットする。

卵液にとんぶりを混ぜないのがポイント。最初に混ぜてしまうと、とんぶりが下に沈んで、焼く時に均一に載せることができません。卵焼き器に入れた卵液の上に、スプーンで少しずつ広げていきます。

わたしはとんぶりを食べる時は毎回ご飯に載せていたのですが、卵焼きに入れると新鮮な味わいでした!プチプチした食感は卵焼きにもぴったり。やさしい甘さに白だしの旨味がプラスされて、ご飯との相性もバッチリです。

とんぶりはホウキギの果実で畑のキャビアとも呼ばれ、食感と淡白な味わいが特徴。実は、秋田県大館市は国内唯一のとんぶり生産地といわれているそう。かわいらしい名前ですが、秋田の方言で「ぶりこ(ハタハタの卵)に似た唐伝来のもの」を意味する「とうぶりこ」が訛って「とんぶり」として広まったのではないかとされているそうですよ。知らなかった!


【おかず】②かつお梅が味の決め手「ひばり野オクラと梅の桃豚巻き」



材料(2人分)
桃豚肩ロース(しゃぶしゃぶ用)…57g
ひばり野オクラ…30g(2本)
かつお梅…7g(2個)※種を除いて

作り方
1.かつお梅は種を取り除いて、包丁の背で叩く。オクラはヘタの部分を切り落とす。

2.桃豚を広げ1の梅を薄く塗る。オクラを載せて肉でくるくる巻く。少し締めながら巻いたら、軽く握ってフィットさせる。



3.フライパンを熱したら、巻き終わり部分を下にして焼く。転がしながら全体に火を通す。



4.粗熱が取れるまで冷まし、一口大にカットする。

巻く時は少し締めるようにしながら巻いていくのがポイント。焼くときは必ず巻き終わりを下にして、バラバラにならないように注意しましょう。ノンオイルで焼いてヘルシーに仕上げます。

一口食べると旨味たっぷりの肉と柔らかいオクラがジューシー。ひばり野オクラは身が太くて青臭さがないので肉巻きにぴったりなんですね。
かつお梅の程よい酸味がアクセントになって、どんどん箸が進みました!さっぱりしてるのにご飯をどんどん食べたくなるおかずです。切り口もかわいいですよね♪

ちなみに桃豚は秋田県に農場を持つポークランドグループで飼育されたブランド豚。飼料には、とうもろこしなどの穀物のほかに、秋田県産を中心とした飼料用米を混ぜているそう。だから柔らかい肉質で、脂も甘くてさっぱりしてるんですね。

次ページ > 比内地鶏に秋田由利牛…秋田ならではのおかずがたくさん

レシピ写真/大村夏子 取材協力/JA全農