2024.04.03

食べる

【たけのこの保存】生だと日持ちせず…冷凍保存一択!基本のアク抜きから“繊維を分断する”冷凍術まで

管理栄養士のともゆみです。スーパーに生のたけのこが置かれる季節になりました。でも皮付きのたけのこ、どうやって調理したらいいのか迷いませんか?そんなたけのこの扱い方を「ニチレイフーズ」のホームページで見つけました。たけのこはアクが強いので下茹でが必須、そしてなんとたけのこは冷凍もできるそうなんです。正しい下茹での仕方から冷凍方法まで紹介していきますね。

【ふきの保存】板ずりの仕方や皮の剥き方、茹で方…そして美しいグリーンをキープする方法を試してみた

冷凍食品メーカーの「ニチレイフーズ」では「ほほえみごはん」という食のメディアを運営しています。「冷凍で食を豊かに」をコンセプトに、食材の冷凍の仕方や、お弁当テクニック、簡単おかずレシピなど、さまざまな食の知恵やアイデアを教えてくれています。

たけのこはアクが強いので下茹でが必須だそうです。下茹で方法はぬかと一緒に1時間茹でるのですが、アクを抜くためのポイントがいくつかありました。また茹でたたけのこは日持ちがしないため、すぐに食べない場合は冷凍保存がおすすめだそう。たけのこを冷凍したら繊維感がすごくて口に残りそうなイメージがありますが、上手に冷凍すればおいしく食べられるとのこと。下茹でから冷凍まで試してみようと思います。
まずは生のたけのこの下茹でから。

たけのこの下茹で方法

たけのこを茹でるさいに、米ぬかと唐辛子を使います。米ぬかはたけのこのえぐみを抜きながらやわらかくする役割、赤唐辛子はぬか臭さを和らげ、保存期間を長くする役割があります。

【たけのこの下茹で方法】
1.たけのこは穂先5cm程度と根元のかたい部分を切り落とし、縦に深さ2cm程度の切れ目を入れます。切れ目を入れることで、火が通りやすく、アクも抜けやすくなります。また、皮も剥きやすくなります。たけのこの根元に紫色のイボがあればそぎ落とします。

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2.たけのこ2~3本に対して、米ぬか1カップと赤唐辛子2本を入れます。今回はたけのこ1本だったので、米ぬかは1/2カップ、赤唐辛子は1本入れました。たけのこがかぶるまでたっぷりと水を入れます。米ぬかの代わりに生米(たけのこ2〜3本に対して大さじ4杯)でも可。

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3.落としぶたをして強火にかけ、沸騰したら弱火にし、1時間茹でます。沸騰し始めたら吹きこぼれやすいので気をつけます。アルミホイルを落としぶたの代わりに使いました。

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4.1時間経ったら、火を消しそのまま冷まします。鍋に入れたまま徐々に冷ますことでアクが抜けていきます。粗熱が取れたら料理に使用できますが、しっかり冷ますほうがよりアクが抜けます。完全に冷めるまで3時間ほどそのまま置きました。

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5.たけのこを水で洗ってぬかを流し、切れ目から皮を5枚程度剥きます。穂先部分はさらに数枚皮を剥きます。

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6.穂先を切り落とします。そのとき、先から包丁でトントンと叩いていき、刃先がスッと入った場所で切ります。トントン叩いたら切るところがちゃんと分かりましたよ。

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7.根元の粒が黒や紫に変色している場合はそぎ落とします。今回は変色がなかったのでそのままです。

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