いよいよ実食です。まずカレーとご飯だけで食べてみます。
カレー自体はコクがあって食べなれたおいしいやさしい味ですが、5辛ですのでさすがに辛く感じます。一緒に番組に出演していた小山薫堂さんは「辛いので4辛でもいい」と言ってましたが、確かにそうかもしれません。また、チキンにこみとやさいが入っているので全体的にはコクの増した濃いめのルゥに思えます。
次はスクランブルエッグをカレーにまぶします。
スクランブルエッグだけが×2ということは、高嶋さんはよほどスクランブルエッグが好きなのでしょうね。ルゥに混ぜることで、とてもまろやかで辛さが抑えられ食べやすくなりました。とても滑らかなスクランブルエッグですので、もしかしたら少し牛乳か生クリームが入ってるかもしれません。
続いては、いよいよ最初に乗せたガーリックの出番です。少しすくってルゥに混ぜて食べてみます。
ルゥが辛いので、ガーリックの味が辛さに少し負ける感じがします。ということは、もっと多めにかけてもいいということですね。でもガーリック自体はとてもサクサクの食感で、香りと味はほんのりですが、それがかえって旨く感じます。
さて、高嶋さんは次にポテトサラダにソースをかけて食べていたのですが、ポテトサラダについてきたのは3種類のドレッシングだけでソースはついてきていません。なので、一番近くにいた店員さんに声をかけてソースを頂きました。
ポテトサラダ自体も味わいたいので、ソースは片側だけにしておきます。まずソースのかかっていないところを食べてみると、ポテトがマッシュされていない部分もちゃんと残されていて、柔らかすぎず丁度いい食感です。ポテトの下に盛られているキャベツやレタスもちゃんとシャキシャキで、そのまま食べても充分においしいポテトサラダですね。
さて、ソースのかかった部分も食べてみると、全く違った味になっていてびっくりです。高嶋さんの「ポテトサラダは間違いなく、ソースをかけた瞬間、最高のおかずになるんですね。これがね、急に昭和の洋食屋のような感じになりました」という言葉に小山さんも同意していましたが、全くその通りです。ソースの力、すごいですね。
さらに高嶋さんは口にサラダが残った状態でカレーをまた食べていましたので、その通りに。サラダの効果でカレーの辛さが半減され、そこにソースの味が加わってコクがさらに増しました。
今度は旨辛にんにくをスクランブルエッグにも混ぜて、カレーと一緒に食べてみます。
辛さがスクランブルエッグで緩和されたところに、旨辛にんにくの旨味がやってきます。食べて気づいたのですが、どうやらすりゴマが入っているようで、しっかりとゴマの味がしました。そのせいか、担々麺の味にも少し似ているような気がします。旨辛という名前の通りに見た目すごく辛そうですが、しっかりタレに浸かっていてとてもおいしく、クセになる味です。
ここまでが、番組で高嶋さんが紹介していた食べ方です。なので、あとは自分の好きなように食べ進めました。
トッピングのやさいが結構多めに入っていて、しかもゴロゴロしているので食感がとてもいいです。そこにチキンにこみの旨味とコク、ほうれん草のシャキシャキ感が感じられますが、かなりトッピングの量が多めなので、ルゥがもう少し多めにあった方がいいような気がします。そうなるとご飯も多くしないとバランスが悪くなりますが、この時点でも結構なボリュームになっていますので、さすがに追加ご飯は止めておいた方が無難です。ルゥが濃く感じられますので、らっきょうで時々リセットできるのはとてもいいです。らっきょうが多めに盛られているのは、このためなのかもしれません。
カレーはもちろん、トッピングも全て残さずに頂きました。カレー大好きなわたしでも、この量はかなりお腹がいっぱいになりましたので、もし同じように試す場合は、ご飯の量やトッピングの量を加減してみるといいかもしれません。ちなみにトッピングにはハーフもありますので、調整可能です。
最後にレジでお会計です。2500円近くなりましたので、クレジットカードで支払いができるのはうれしいですね。レシートの表記が少しわかりづらいのですが、「サラダセット」と「ポテトS用」というのがポテトサラダセットのことです。で、残り全部の合計が2261円なので、合計が2481円なのですね。そういえばオーダーの時にポテトサラダだけ別画面でしたので、そのせいかもしれません。
さて、店を出て歩きながら、ふと高嶋さんと小山さんが番組内で交わしていた会話を思い出しました。
小山薫堂さん
「ちょっとね、見直しました。カレーチェーンは日本に何度か出てくるけど、結局残るのはCoCo壱だった。これはなぜなんですかね?」
高嶋政宏さん
「幸福感ですよね。よく自転車で行くんですけど、帰り自転車漕ぎながら、CoCo壱のことばっかり考えてます。うまいなぁ、なんであそここんなにうまいんだろうって思ってね」
わたしも、食べることは幸せだと考えていますので、結局は高嶋さんのいう通りなのだと思います。食べ終わって、おいしかったと言えること、おいしかったと感じられること、その幸福感があるからまた食べたいと思う気持ちになるのだと思います。
高嶋さんは、あの名優船越英一郎さんに勧められて初めてCoCo壱へ行き、そこでCoCo壱のおいしさを知り、この最強オーダーカレーにたどり着いたと言っていました。みなさんもぜひCoCo壱へ行って、自分だけの最強オーダーカレーを見つけてみてください!
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