こんにちは、スーパー青果部の青髪のテツです。みなさん、今が旬の新じゃがいも食べてますか?みずみずしくておいしい新じゃがですが、実はあまり日持ちしません。普通のじゃがいもと同じように保存したら、すぐに変色してカビた…なんてことも。もし、新じゃがをすぐに食べない場合は「冷凍」がおすすめ!冷凍には不向きな野菜ですが、ひと手間かければおいしく食べられるんですよ〜♪「新じゃがは揚げない“オーブンポテト”しか勝たん」(野菜のプロ断言)カリホク♪罪悪感ナシ♡【青髪のテツ】「春」や「新」がつく野菜が売り場に並び始め、季節の移り変わりを感じますね。
また、山菜もおいしい時期です。ぜひ、みなさんにはスーパーの野菜売り場で春を感じていただけるとうれしいです。
そんな春の売り場の中でも特に人気なのが「新じゃがいも」。
ポテトサラダにしても、カリっと揚げてフライドポテトにしても、みずみずしくて香り高い風味が楽しめます。
新鮮なものなら、皮ごと食べてもおいしいですよ~。
そんな新じゃがいもですが、実はあまり保存性はよくありません。
通常のじゃがいもと比較すると、緑色に変色しやすくカビが生えやすいという特徴があります。
普通のじゃがいものように常温で放置していたら、いつの間にかカビが生えてしまった…なんてこともよくあります。
だから、新じゃがいもを保存するときは、ぜひ「冷凍」しちゃいましょう。
じゃがいもは冷凍に不向きとよく言われますが、冷凍しても食味を変わりにくくする方法があるんです。
プロおすすめの「じゃがいも冷凍保存術」じゃがいもを冷凍するときは、「マッシュポテト」にするのがコツ。
食感や風味の変化を抑えて、長持ちさせることができますよ。手順は以下の通り。
1. じゃがいもの汚れを洗い落とす。
2. 芽を取り、皮を剥く。
3. 潰しやすい大きさにカットする。
4. 耐熱容器に移してラップをし、600Wのレンジで5分チンする。
加熱後、箸がすっと刺さればOK!
今回は、2個分レンチンしたので、追加でもう5分加熱が必要でした。
5. じゃがいもを潰す。
マッシャーがあれば楽ですが、柔らかい新じゃがいもなら、フォークの背でも十分に潰せますよ。
6. 冷凍用保存袋に入れて冷凍庫に入れる。
これだけでOK!
マッシュポテト限定にはなりますが、新じゃがいもをしばらく食べないというときは、ぜひこの方法で長持ちさせちゃいましょう。
もちろん、通常のじゃがいももこの方法で冷凍できますよ。
レンチンして解凍すれば、すぐにコロッケやポテトサラダを作ることができます。
また、小分けして冷凍することで、一人暮らしの方も少量ずつ消費することができるので便利です。
試しに、カチカチに冷凍させたマッシュポテトを調理してみました。
熱々になり過ぎない程度にレンジで加熱してほぐし、マヨネーズ、マスタード、玉ねぎ(みじん切りにして水にさらしたもの)、きゅうり(薄切り)、スライスハム(細切り)をすべて適量混ぜたら、「ポテトサラダ」の出来上がり!
食べてみると、新じゃがいもの香りをしっかりと感じる、コク深いサラダに仕上がっていました。冷凍したとはまったく思えないですよ!
この裏ワザ、超オススメです!