空気を抜きながら、袋を閉じます。平らにして、冷蔵庫で3日間寝かせれば出来上がり。重石はしなくてOK。
![梅](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/9000/9343/wysiwyg/1f7f034170a3bd86b270e19824135bd6.jpg)
ここまでの調理時間は、アク抜きと重石をのせて放置する時間を除いて25分。梅を1個ずつタオルで拭いたり、ヘタを取ったり、包丁で切り込みを入れて割って、種を取ったりと、けっこう時間がかかります。
今回、1/4の量でも大変だったので、分量通りに作ると単純に4倍して、25分×4=100分=1時間40分かかる計算になります。ひょえ~(笑)。よかった、1/4の分量にして…。
ジッパー付き保存袋で梅はおいしく漬かるのか3日間、冷蔵庫で寝かせたものがこちら。
![梅](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/9000/9343/wysiwyg/322e5acc1c2343d14aca6820a9d2c57b.jpg)
青々とした青梅が渋めの色になりました。爽やかな青梅の香りがします♪
![梅](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/9000/9343/wysiwyg/d54047afa889085d6dce66284b88c7e6.jpg)
保存は冷蔵庫で1年とのこと。1年経ってもカリカリのままだそうですよ。
![青梅](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/9000/9343/wysiwyg/df3ea8c2fc0fc4e73cca98cba43c7ccb.jpg)
では、食べてみましょう。
シャキシャキでカリカリ~。この食感、とっても楽しくてクセになりそう。
![梅](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/9000/9343/wysiwyg/e3052bdcc401af6b7da8dacaacde9d90.jpg)
ほんのり甘くて、ほんのりしょっぱく、後から青梅の酸味が適度にやって来ます。半日アク抜きしたので、えぐみや苦みはありません。
![梅](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/9000/9343/wysiwyg/2c08ef31a04973521720d715ea90bb4f.jpg)
すっきりした味で、青梅の爽やかさも感じられておいしいです。口寂しいとき、つまむのにちょうどいい感じ。個人的には、もう少し甘いほうが好みですが、これはこれで、甘味、塩味、酸味のバランスが取れていると思います。
![梅](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/9000/9343/wysiwyg/48def85fc900f166b08bfe6b8bc6900b.jpg)
今回は1/4の分量で作ったので、1週間くらいで食べ切ってしまいそう(笑)。
また、この「青梅のはちみつ漬け」の漬け汁は、梅シロップとして楽しむことも出来るそうです。
![梅シロップ](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/9000/9343/wysiwyg/f97bd832aa552fd7516e019fb26c5031.jpg)
炭酸水で割るとおいしい「塩梅サイダー」になるとのことなので、やってみよう!
![梅ジュース](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/9000/9343/wysiwyg/98acbe51e2ef28b4bb7ad84accc384e1.jpg)
氷を入れたグラスに、漬け汁大さじ2と100mlほどの炭酸水を入れて飲んでみると…。
![梅](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/9000/9343/wysiwyg/e890a81ceff181575480dbf8bfd08a49.jpg)
お~、おいしい!塩味を程よく感じる爽やかな「塩梅サイダー」に変身。暑い夏にぴったりです。塩味があるので、熱中症予防にもいいかも。
![梅](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/9000/9343/wysiwyg/f8a3eafc3280c66910efaa9d1fb4c235.jpg)
最後になりましたが、下準備をする際に取り除いた種の活用法として紹介していた「梅しょうゆ」の作り方。
消毒した瓶などに種を入れ、種が隠れるまでしょうゆを注ぎ、フタをして冷蔵庫でひと晩寝かせると、梅のエキスと香りがしょうゆに移り、「梅しょうゆ」になるそうです。
肉や魚に合うさっぱりした味で、特に、おさしみにつけて食べるのがおすすめとのこと。
ということで、わたしも作ってみました!
こちらが、「梅しょうゆ」。今回は3日間寝かせました。
![しょうゆ](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/9000/9343/wysiwyg/6683bfc38fd862f6612e5c935abf8f82.jpg)
ほんのりとろみがついているみたい。
![しょうゆ](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/9000/9343/wysiwyg/451db5c7e2cd8fb1e9fdedf5f5bc39f5.jpg)
味見をしてみると、しょうゆのカドが取れ、少し酸味を感じます。旨味がギュッと濃縮され、爽やかさの中に旨味があるような…。確かに、おさしみに合いそう。今度、わたしの大好きなイカのおさしみにつけて食べてみようと思います。あっ、冷奴にもいいかも。
『プラントベースゴハン』で紹介していた「青梅のはちみつ漬け」は、青梅のカリカリ食感が楽しい、爽やかで甘じょっぱい一品でした。漬け汁は梅シロップとして活用出来て、取り除いた種は爽やかな調味料に変身するところも素敵。作ってみてはいかがでしょう。
※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。
※生の青梅は毒性がありますので、十分に加工・熟成をしてから食べるようにしてください。