2024.06.29

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天気が悪いと調子も悪い…なら発症かも⁉【気象病チェックリスト12】で確認してみた!5項目でアウト!

天気が悪い日って、頭が痛いのよね…。と思っていたら、「気象病(天気痛)」というのがあるらしいです。5月28日放送の日本テレビ『news every.』では、12項目の「気象病チェックリスト」や「気象病」の原因や対策などについて、詳しく紹介していました。体質だけでなく、「気象病」が発症しやすい地域や生活環境もあるとか。雨の多い梅雨ということで、「気象病」についてまとめました。まずは、自分が気象病なのかチェ~ック!

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まずは、自分が「気象病」なのかチェックしてみよう。

「気象病チェックリスト12」をやってみた!

番組では、せたがや内科・神経内科クリニックの久手堅 司(くでけん つかさ)院長が使用しているという、気象病チェックリストの一部となる、12項目を紹介。そのリストが、こちら。


【気象病チェックリスト】
①天候が変わる時に体調が悪い。
②雨が降る前や天候が変わる前に、何となく予測が出来る。
③耳鳴りやめまいが起こりやすい。
④肩こりや首こり、首の外傷歴がある。
⑤猫背、そり腰である。姿勢が悪い。
⑥乗り物酔いをしやすい。
⑦PC作業やスマートフォンの使用時間が長い。1日平均4時間以上である。
⑧ストレッチや柔軟体操をすることが少ない。
⑨歯の食いしばりや、歯ぎしり、歯の治療が多い。顎関節症と言われたことがある。
⑩エアコンが効いている環境にいることが多い。夏冬ともに。
⑪日常的にストレスを感じている。特に精神的なストレス。
⑫更年期障害ではないかと思うことがある(男女ともに)。


5つ程度当てはまると、気象病の可能性が高いとのこと。特に「①天候が変わる時に体調が悪い」「②雨が降る前や天候が変わる前に、何となく予測が出来る」に当てはまる人は、“ほぼ”気象病だそうですよ。

わたしは、7個当てはまりました。けっこう多め。「②雨が降る前や天候が変わる前に、何となく予測が出来る」にも当てはまるので、どうやら、“ほぼ”気象病ってことみたいです(苦笑)。

さて、そもそも「気象病」とは何なんでしょう?

「気象病」ってナニ?

気象病

画像出典:イラストAC

『news every.』によると、「気象病」は「気候や天気の変化が原因で起こる体の不調の総称」とのこと。「天気痛」と呼ばれることもあるそうです。

めまいや吐き気、頭痛、肩こり、けん怠感などの体の症状から、気持ちが落ち着かない、不安になるといった心の症状まで、人によって症状はいろいろ。

そんな「気象病」の原因のひとつとして考えられるのが、「気圧の低下」だそうです。

気圧の低下が、耳の奥にある内耳に影響。その異変が脳を経由して自律神経に伝わると、さまざまな不調が現れると考えられているそうです。雨の日や台風が接近している時などは、気圧が下がるため、気象病の症状が現れやすくなるとのこと。

…自律神経かぁ。

気象病に限らず、自律神経の乱れって、いろいろな病気の原因になりますよね。自分の生活習慣だけでなく、自然現象である「気圧の低下」も、自律神経に影響しちゃうんですね。それは大変。

そして、「気圧の低下」が原因のひとつということで、地域や生活環境も、気象病の発症に関係があるみたいです。

ウェザーニュースが調査!「天気痛」の発症率の高い地域とは!?

下の表は、ウェザーニュースが2023年に行った調査結果。全国19,897人に「あなたは天気痛(気象病)を持っていますか?」と質問し、「はい」と回答した人の割合を都道府県別に示したものだそうです。

天気痛
画像出典:ウェザーニュース「天気痛調査2023」より

都道府県ごとに見ると、「天気痛の自覚がある人」の割合は、徳島県がトップの77.6%。日本海側より太平洋側、九州では東シナ海側で多い傾向が…。

台風の接近や上陸が多い地域では、大きな気圧低下にさらされる機会が多いため、発症率が高いと考えられるそうです。

確かに、九州地方や徳島、和歌山、静岡などは、よく台風の通り道になっていると、ニュースで見ますよね。

さらに、地域だけではなく生活環境も関係があるそうです。

なんでも「10階以上の自宅や職場」は、注意が必要とのこと。どういうことなんでしょう?

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画像出典:photoAC

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