2021.12.18

食べる

【おうち時間は手作り】濃厚生チョコが艶っぽい「本格タルト」レシピ!失敗せず作れます【元パティシェ発】

こんにちは!元パティシエのEri(野上恵里)です。わたしがお届けしているのは、おうち時間に気軽に作れる「お菓子レシピ」。今回は、一見難しそうに見えるけれど、実は簡単な「本格濃厚生チョコタルト」を紹介します。サクサク食感のタルト生地に、濃厚なガナッシュ。ゆったり過ごす午後の時間に、お気に入りの飲み物と一緒にどうぞ。飾りを変えれば、クリスマス会でも喜ばれそうな予感…!


この記事の画像一覧をチェック!

案外簡単に作れちゃう!「本格濃厚生チョコタルト」

一見、作るのが難しそうに見えますが…実は生地さえ準備しておけば、結構簡単です!
タルト生地はプレーンクッキーを作るのと同じ。なので、時間がある時に、多めに作って冷凍しておけば、いつでもタルトやクッキーが楽しめちゃいます♪

生チョコのガナッシュは、材料2つだけ!
混ぜ方に少しコツが入りますが、大丈夫。
画像入りで詳しく解説していくので、おいしくできますよー!



【材料】(直径16センチのタルト型1台分)
生クリーム…100g
チョコレート…100g
タルト生地(プレーンクッキー参照)…1台分(170gくらい)
飾り(ココアパウダー、果物、ミントやローズマリーなど)

【準備】
・オーブンを180度に予熱する。
・タルト生地が冷凍の場合、冷蔵庫で解凍しておく。
・チョコレートを刻んでおく。(溶けやすくするため)
・湯煎用にお湯を用意する。

【作り方】
1.タルト台を作る。
作業台に薄力粉を薄くふるい、解凍したタルト生地を軽く揉む。
タルト型より大きいサイズにめん棒で伸ばす。
タルト型の直径+高さ+5センチくらいの大きさにめん棒で伸ばす。



2.1をタルト型に敷き込む。隙間がないように、側面は指で軽く押し付ける。
型からはみ出た余分な生地をカットし、底にフォークで穴を開ける。



3.2の上にクッキングシートを乗せ、その上にタルトストーンor生のあずきor生米を、8分目くらいの高さまで入れる。
(あずきか米の場合、そのまま焼くので食べられなくなります!)
180度のオーブンで30分、一旦出してクッキングシートごと重しを外し、更に10分ほど焼く。

4.焼き上がったタルト台は、粗熱が取れたら型から外し、冷ます。



5.生チョコガナッシュを作る。
刻んだチョコレートをボールに入れ、湯煎にかけて溶かす。

6.小鍋に生クリームを入れ、沸騰直前まで温める。

7.5のチョコレートに、6の生クリームを5回に分けて加える。その都度よーく混ぜる。
*一度に入れると失敗することがあるので、確実な方法を紹介します!
             ↓
○生クリーム1回目:少しザラつきます。



○生クリーム2回目:分離して油が浮きます。この時点で思い切り分離させて大丈夫!



○生クリーム3回目:少し馴染んできます。



○生クリーム4回目:泡立て器に持ち替えてしっかり混ぜます。滑らかになってきます。



○生クリーム5回目:乳化してツヤツヤです。



8.冷めたタルト型にガナッシュを流す。冷蔵庫で冷やし固める。



9.ココアパウダーや果物等で飾る。

わたしがおすすめする、おいしく作るポイント

・プロセス1のところで、タルト生地はこねすぎないこと!
均一に伸ばせるように軽くこねますが、こねすぎると打ち粉が生地に混ざってしまって硬くなります。

・タルト生地はしっかり焼き込みましょう!
おいしそうな焼き色になるまで!

・ガナッシュは、生クリームを入れて混ぜるとどんどん状態が変わっていくので、早めに分離させるのがポイントです♪
というのも、早めに分離させれば残りの生クリームが多いので、乳化させる余裕があります。
けれど、生クリームが少なくなってから分離すると、(分離した状態から)戻らなくなり、舌触りが悪くなるんです。

濃厚ガナッシュ、チョコ好きにはたまりません!!
今回はぶどうを飾りましたが、苺やベリーで飾ればもっともっと華やかに♪

子供も好きなチョコレート&タルトの組み合わせ。
ホワイトチョコレートの場合は、ホワイトチョコレート120gでやってみてください。

ご家族みんなでも楽しめる、本格濃厚生チョコタルト!
ぜひお試しくださいね♪

プレーンクッキーの作り方はこちらを参照してください。

Pick up

Related

Ranking