みなさんは「生そうめん」って食べたこと、ありますか?一般的なそうめんは日持ちするように乾麺として販売していますが、生そうめんは読んで字のごとく、乾麺ではない状態で売られています。製造元のサイトを調べてみると、「さぬき伝統のうどん製法で作った生麺のそうめんです」と商品説明がありました。そもそもどんな状態で売っているのか、そしてどう調理するのか。一番気になる食感やお味は⁉気になることばかりですので、詳しく報告しますね。【そうめん発祥の三輪素麺】老舗の6代目直伝!いまさら人に聞けない「茹で方」「締め方」「保存法」とは⁉
「さぬき麺業」さぬき生そうめん さぬき生そうめん/本場2人前(220g)216円今回はせっかくの「生そうめん」ですので、かの有名な揖保乃糸と食べ比べてみることにしました。過去何回食べたか憶えていないほどの揖保乃糸ですが、味は間違いないですからね。今回どんな経緯で生そうめんを入手したかはさておいて、生そうめんはわたしが普段食料品を買う生活圏では見たことがありませんので、かなりレアなものなのは間違いありません。
こちらの商品、若干の水分と共に“生”のそうめんがパッケージングされています。感触としては、どうだろう、やっぱり生っぽいですね。常温で保存するようですよ。
さて、そうめんは茹でが命です。お湯を沸かして茹でるだけではなく、袋の裏側にも書かれている通り、「茹で上がった麺を素早く水洗い」することが大きなポイントです。茹でたそうめんに残った熱を抑えてそれ以上熱が入らないようにするのと、そうめんの表面のぬめりを取り除くこと、この2点をしっかり押さえることでおいしいそうめんが出来上がります。
せっかくの食べ比べですので、連続して茹でられるようにあらかじめお湯もたっぷり沸かしておきました。さらに茹でてからすぐに食べられるように、長ねぎとしょうが、そしてめんつゆも事前に準備。そしてまずは、生そうめんを茹でてみます。
たっぷりのお湯の中でゆらゆらと泳がせ、袋には茹で時間2~2分半とありましたので、今回は2分にしてみました。きっちり2分で上げて、すぐに流水でざっと洗い、さらに氷水で洗って締め、盛りつけました。
沸かしておいた新しいお湯で、今度は揖保乃糸を茹でます。こちらは1分半~2分とありましたので1分半にしました。茹であがったら同様にすぐに流水でざっと洗い、さらに氷水で洗って締めます。