2022.01.11

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【農家に教わる腸活里芋レシピ】外はカリッ、中はトロ~リ!フライドポテトならぬ「フライド里芋」作ってみた

里芋と言えば、煮っころがしや煮しめなどの煮込み料理が浮かびますが、里芋農家がおすすめするのが「フライド里芋」。じゃがいもで作るフライドポテトのようにカットして揚げると、外はカリッサクッと軽い口当たり、中はねっとりとろ~りな新食感。里芋には消化を促進したり整腸作用がある食物繊維がたっぷり含まれているので、腸活にもおすすめです♪


【画像を見る】新食感!里芋はフライにしてもおいしい~!



教えてくれたのは、東京都国分寺市で里芋を栽培する小坂農園の小坂千鶴(ちづ)さん。

「今が旬の里芋は、便秘の予防や改善などにつながる食物繊維や、むくみ解消を期待できるカリウムが豊富に含まれていて積極的に食べたい食材。油との相性も良いので、わが家はよくフライド里芋にして食べますよ」(千鶴さん)

「フライド里芋」

材料(3~4人分)
里芋…小6個(約260g)
片栗粉…大さじ1
塩…適量



1.里芋は皮を剥き、棒状に切る。



2.ポリ袋に1と片栗粉を入れ、シャカシャカ振ります。



シャカシャカ振ることで、まんべんなく片栗粉をまぶすことができました。

3.鍋に揚げ油(分量外)を熱し、180℃になったら2を1分30秒~2分ほど揚げる。



4.全体に火が通ったら油切り網にのせて、軽く塩を振ればできあがり。



外側のカリカリと、内側のトロ~リ感は、里芋ならでは。



子どもにはケチャップをつけてあげると大喜び♪

「片栗粉にカレー粉を加えて、バリエーションを増やしても良いですね!」(千鶴さん)

手軽に作れるフライド里芋。ぜひ作ってみてくださいね。

里芋の食感はコロッケでも楽しめる

小坂農園の敷地内に、見るからにおいしいものが売っていそうな建物が。

揚げたてのコロッケが大人気の「コロッケの丸愛」です。



散歩中の人や仕事途中で立ち寄る人など、客足は絶えません。



「ここの里芋コロッケには、わが家で収穫した里芋を使っているんです」と千鶴さん。


里芋コロッケは1個税込み129円。

一口食べると衣のサクサクと里芋のねっとりさが絶妙なバランス。油っぽさはなく、あっという間に平らげてしまいました!
里芋はコロッケにも合うんですね~。



店先で立ち食いする時間も楽しい、国分寺おすすめスポットの「コロッケの丸愛」。国分寺を訪れた際にはぜひ行ってみてくださいね。

小坂農園

東京都国分寺市に江戸時代から続く農家。小坂知儀(ともよし)さん・千鶴さん夫妻と両親で家族経営をしている。栽培面積は合計2ヘクタール。7歳、5歳、2歳の子どもたちの子育て中で、地元の児童館や保育園の子どもたちのために収穫体験も行う。減農薬栽培で年間約100種類育てる野菜は、自宅敷地内の直売所、国分寺ファーマーズマーケット、スーパー、レストラン、小学校・中学校の給食の他、毎週土曜日にアークヒルズのアーク・カラヤン広場で開催される「ヒルズマルシェ」でも販売。

※記事中で登場した商品は、掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合があります。

取材写真/菊地菫 レシピ写真/柳本操 取材協力/JA東京むさし

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