お笑いコンビ・和牛のボケ担当の水田さんは、愛媛出身の元料理人ってご存じでしたか? その水田さんが覆面で卵料理コンテストに参加して、準優勝しちゃったそうなんです! そのときの料理がみかんジュースとみかん缶で作る「みかんオムライス」。テレビ番組『ヒルナンデス』で紹介していたのですが、クリーム系のソースをかけるとさらにおいしくなるそうです。なので今回、水田さんのみかんオムライスに、わたしのオリジナルホワイトソースをかけて作ってみました!
【画像を見る】みかんの甘さに焼豚のしょうゆ味が相性抜群「みかんオムライス」
だまにならないホワイトソースの作り方まずホワイトソース、次にみかんオムライスの順で作ります。
ではさっそくオムライスの上にかけるホワイトソースを作っていきます。
【材料】(2人分)
たまねぎ…1/4個
しめじ…1/3~1/4個
バター…10g
小麦粉…大さじ1
牛乳…250ml
コンソメ(固形)…1/2個(顆粒コンソメなら小さじ1)
こしょう…少量
【作り方】
1.固形コンソメは包丁で細かく砕いておく。たまねぎを薄切りにし、しめじは石づきを取ってほぐしておく。
2.フライパンを弱めの中火で熱し、バターを溶かす。そこにたまねぎを加えて炒め、しんなりしてきたらしめじを加えて炒める。
3.2に小麦粉を振り入れ、全体になじむよう炒める。
小麦粉を加えた時に焦げ付きやすいので火加減に注意してください。
4.小麦粉がなじんだら一度に牛乳を加える。コンソメ、こしょうも加えて、とろみが出るまで混ぜたらホワイトソースのできあがり。
この方法だと、だまにならずに簡単にホワイトソースを作ることができます。
もしあれば、ここで白ワインやナツメグを少々加えて煮込むとさらにおいしくなりますよ。
後ほど作るオムライスができあがったら、温めて上にかけます。
みかんオムライス【材料】(2人分)
焼豚(市販)…4枚
青ねぎ(細切りに刻んでおく)…大さじ4
みかん缶…80g(汁を切っておく)
バター…10g
塩…1つまみ
乾燥パセリ…適量
<みかんご飯>
米…1合(研いでおく)
みかんジュース…約250ml(炊飯器の1合の線まで)
塩…小さじ1/2
〈卵液〉
卵…2個
牛乳…大さじ1
塩…少々
【作り方】
1.炊飯器に〈みかんご飯〉の材料を入れ、普通に炊く。
炊きあがったご飯の香りはまさにみかんジュース! どんな味になるのかちょっと想像がつきません(笑)
2.1に1㎝角に切った焼豚と青ねぎを入れ、混ぜ合わせる。
皿に盛る。
3.〈卵液〉の材料をすべて混ぜ合わせる。
※半熟に焼いた卵はすぐにラップに移すので、卵を加熱する前にラップを広げておきましょう。
4.熱したフライパンにバターを入れて溶かし、
3を流し入れ、半熟になるまで菜箸で手早く混ぜる。
失敗かな?という見た目ですが、こんな感じの半熟になれば大丈夫です。
火加減が強いと卵がすぐに固まってしまうので、弱めの中火くらいの火加減の方が失敗しにくいと思います。
5.半熟になったら
4をラップの上に移して、みかんを乗せてキャンディーのように包む。その後5分ほどおく。
6.みかんご飯の上に
5の巻き終わりが上になるように乗せて真ん中を開けば、みかんオムライスのできあがりです。
閉じ目を上にしてラップを外すと、自然に卵が開いてくれました。開きにくい場合は包丁を使って開きましょう。
すごくインパクトがある見た目ですよね! 半熟卵がふわふわにできて大成功! ごろごろしたみかんがかわいいです。
みかんオムライスにホワイトソースをかけるとこんな感じに仕上がりました。
ホワイトソースをかけたらさらにおいしそう!
今回は乾燥パセリを散らしましたが、ピンクペッパーを乗せても見た目がよりかわいくなると思います。
みかんオムライスのお味は...まずはホワイトソースのない部分を食べてみたところ…
ご飯はしっかりとみかんの味を感じます。みかんの甘さに焼豚のしょうゆ味がよく合っておいしいです。
さっぱりとしたみかんご飯をふわとろ卵がまろやかにしてくれます。
みかんの果肉は、食感と甘みをプラスしてくれるので、わたしは“アリ”だと感じました。
酢豚に入っているパイナップルはあり派となし派に分かれると思いますが、なし派の方はもしかしたら苦手かも...。
そんな方はみかん缶なしで作っても大丈夫だと思います。
みかんオムライスだけで食べてもおいしいけれど、ホワイトソースと一緒に食べてみると、みかんご飯の味がさらにマイルドになっておいしいです。
ホワイトソースがかかっていることで、ごちそう感が増すし、食べていて飽きません。
ホワイトソースを作るのはひと手間だけど、あった方が良いと思いました。
見た目もとてもかわいいので、誰かに作ってあげたらとても喜ばれる一品ではないでしょうか。