2022.01.28

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【変わりぬか漬け】「冬の味覚」を無印のぬか床で漬けてみた!白菜、レンコン…「え、牡蠣⁉」【味を検証】

おうち時間が長かったこともあり、実は密かにぬか漬けブーム。なかでも、無印良品が手軽に楽しめる「発酵ぬかどこ」を発売してから、初心者さんも気軽にぬか漬けワールドに参入してきた気がします。さて、今回は冬の食材でぬか漬けを作ります。王道のかぶ、そして冬の野菜といえばの白菜、意外なところでレンコンと野菜は3連発! そして、そして…なんと牡蠣を漬けてみようと思います!

【画像を見る】冬の代表野菜3種と牡蠣をぬか漬けに!果たしてどんな味に…?


無印良品の発酵ぬかどこ 1kg 890円

簡単、かき混ぜいらず!無印良品の「発酵ぬかどこ」を使用

今回のぬか漬け作りに使用するのは、無印良品で販売している「発酵ぬかどこ」です。発酵ぬかどこは、通常のぬか床とは異なり、毎日のかき混ぜが不要。すぐにぬか漬けを作れる状態で販売されているので、ズボラな人でも気軽に作れる便利アイテムです。

ぬか漬けにする冬の食材は?

今回ぬか漬けに使用するのは、冬が旬の4つの食材です。

・かぶ
・白菜
・レンコン
・(番外編)牡蠣

冬の野菜はぬか漬けの「定番」というイメージですが、牡蠣はいったいどうなるでしょうか…。

かぶのぬか漬けの作り方

<作り方>
1.かぶの皮をむき、3~4cm厚さに切る。
2.ぬか床に12~16時間漬ける。





ぬか床から取り出すと、水分が抜けて少ししんなりとしています。食感も柔らかく、食べやすいです。かぶのやさしい甘みにぬか床の酸味が染みていて、みそ汁やご飯のつけあわせにぴったり。さっぱりとした後味です。これは朝食に合いそうです。お酒のあてにもなりそうです!

白菜のぬか漬けの作り方

白菜は葉の中に含まれる水分を抜くのがコツです。白菜をそのままぬか床に入れてしまうと、ぬか床が水分でベチャベチャになってしまいます。また、白菜を切るときは、水分が抜けて小さくなることを想定して少し大きめに切るといいです。あまり小さく切りすぎると、ぬか床から取り出すときに、見つけづらくなってしまうからです。

<作り方>

1.白菜の葉3〜4枚を食べやすい大きさに切る。



2.ポリ袋に入れ、塩小さじ1をかけてよく揉み込む。



3.2を1時間ほど冷蔵庫に入れ、水分を抜く。



4.3を袋から取り出し、水分をよく切ったあと、ぬか床に4~6時間漬ける。





塩もみのあと、ぬか床の中で水分が抜けた白菜はくたっとしていています。が、葉の白い部分は少しシャキシャキとした食感も残っています。ぬか床の酸味と塩気をよく吸っているので、お茶によく合う一品に。ほどよい塩気のため、白いご飯がもりもり食べられそうです。

レンコンのぬか漬けの作り方

<作り方>
1.レンコンは皮をむき、下ゆでしておく。
※今回は下処理の手間を省くため、市販のレンコンの水煮を使用しました。



2.レンコンを横半分に切り、ぬか床に12時間漬ける。レンコンの穴の中にもぬかを詰める。





漬ける前は真っ白だったレンコンが、ほんのりぬか床色に染まっています。シャキシャキとした食感はそのままに、そこに酸味が加わってさわやかな味わいに。煮物にして食べることが多いレンコンですが、ぬか床に入れるだけの手間いらずで、おかずが一品増えるのがうれしいですね。

【番外編】牡蠣のぬか漬けの作り方

冬の味覚のラストを飾るのは「牡蠣」です。「牡蠣のぬか漬けなんて聞いたことない...」と思っていましたが、編集部からの熱いオファーで挑戦してみることになりました(笑)。牡蠣は臭みをとるため、塩水で洗って汚れを落とします。また、生のまま漬けると食中毒の可能性もあるため、しっかりと下茹でしてからぬか床に漬けるのがポイントです。

<作り方>
1.牡蠣を入れたボウルに水500mLと塩大さじ1を入れ、汚れを落とす。
2.汚れた塩水を流したあと、水を入れ換え、汚れが出なくなるまで2〜3回繰り返す。



3.沸騰した湯で牡蠣を3~5分茹でる。



4.粗熱をとり、キッチンペーパーなどで水分をとった牡蠣をぬか床に3~4時間漬ける。
※食中毒を避けるために、牡蠣のぬか床は他のものと分けましょう。





「いったいどんな味になるのか...?」と内心ドキドキしながら食べてみると…これが意外とおいしいのです(笑)。下処理をしているため、牡蠣特有の生臭さがなく、ぬか床に漬けたことで、ぷりっと身が引き締まっています。牡蠣のクリーミーさと塩気、そしてぬか床の酸味がほどよくマッチして、スモーキーな味わいに。お酒のつまみにもぴったりです。

ぬか漬けで冬の食材の楽しみ方が広がる!

今回は冬の食材4品をぬか漬けにしてみましたが、レンコンや牡蠣など、意外なものもぬか漬けに合うことがわかりました。寒い季節になると、汁物や煮物、鍋などおなじみの料理を作ってしまいがちですが、食卓のバリエーションの中にぬか漬けをプラスしてみませんか? 冬の食材の楽しみ方が広がるはずですよ。

※記事中で登場した商品は、掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合があります。

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