寒~い時期に食べたくなる干し柿ですが、干し柿好きの間で有名な超高級干し柿、ご存じですか?その名も、堂上蜂屋柿。最高ランクになると1個2,000円(!)、なんとも高貴な干し柿の見た目は?味は?食感は?と気になるみなさんも多いことでしょう。そこで、干し柿好きのわたしが満を持して食レポしまーす!
【画像を見る】超高級干し柿「堂上蜂屋柿」食べてみた!堂上蜂屋柿は岐阜県美濃加茂市で平安時代から作られている干し柿。
「堂上」とは天皇・皇族に献上されるものを指し、蜂の蜜のように甘いことから「蜂屋柿」と名付けられました(名付けたのはあの源頼朝。歴史が深すぎます!)。
朝廷・幕府など時の権力者から愛されてきた、高貴な逸品なのです。
こちらが堂上蜂屋柿。箱から既に高級感が漂っています。
では、開けてみましょう!
しっかり整列。やはり、個包装。そして、なんて大きいのでしょう!
スーパーで手に取る干し柿とは迫力が違います。
わが家の5歳の娘に持ってもらいました。大きさがよくお分かりいただけるかと思います。
娘は手に持った時、しみじみ「重いねぇ。」と言っていました。
堂上蜂屋柿は通常の柿の2倍の大きさ。そして糖度はジャムや羊羹と同じレベルなんだそう。
ビニールから出してみると…美しすぎますこのフォルム。
まっしろできめ細かな結晶を先端までしっかり確認できます。干し柿特有のこの結晶は柿の中に含まれるブドウ糖が結晶化したものです。
せっかくなので、箱に同封されていた産地お墨付きの「おいしい食べ方」で食べてみます!
堂上蜂屋柿のおいしい食べ方
1. 上のヘタを取ります。
2. 半分に割いて、1/2にします。
3. それを更に半分に割いて、1/4にします。
4. 更にもう一度割いて、1/8にすれば準備完了!
このくらいのサイズが食べやすい大きさだそうです。
ではでは、このままいただきまーす!
口に入れた瞬間、干し柿独特の濃厚な甘み…。しかし今まで食べてきた干し柿とは別格、濃厚です。まさに芳醇という言葉がぴったりな、上品な香りが口いっぱいに広がります。
せっかくなので、普段から干し芋や和菓子が本当に大好きな娘にも。
「今日のおやつは干し柿だよー!と言うと「今日の干し柿はピカピカだ!プリンセスの宝石みたい!ゼリーなの?」と(笑)。
割いた瞬間から見えてくる、キラキラと輝く果肉は、娘がゼリーと勘違いするのも納得です。
程よい粘りと滑らかなとろーんとした食感のハーモニー…食べ終わることに悲しみすら感じます。
「うん!!おいしい!これ全部わたしが食べるー!!」と、娘も大喜び。あっという間に完食しました!
お酒と合わせて至高のオトナ時間
干し柿のお供にお茶…も大変よろしいですが、オトナですから、やはりここはお酒でしょう。
合わないわけがないですよね。わたしは、日本酒をセレクト。
あー。幸せ。干し柿の香りがより一層引き立ち、鼻に抜けていきます。
こんなに上品な干し柿をお歳暮やお祝いなどでいただけたら本当に嬉しいです。
この堂上蜂屋柿、年内出荷分の予約は既に完売…!していましたが、年明け発送分は予約販売されているので購入が可能。わたしの母も干し柿が大好きなので、日頃の感謝を込めて贈ることに決~めた!
こたつでぬくぬくしながら、熱いお茶と一緒に超高級干し柿…想像するだけで幸せな気分になりますね。みなさんも堂上蜂屋柿を堪能して極上のひと時を過ごしてみませんか?
堂上蜂屋柿について詳しく知りたい方はこちらをチェック!
参考ホームページ
「美濃加茂堂上蜂屋柿」https://www.hachiyagaki.jp/shiru/index.html