【トマト農家おすすめ】炊き込むだけ＆かけるだけの絶品トマトレシピ３選

そのまま食べてもおいしいトマトですが、加熱することで、うまみがさらに増すってご存じですか？　農家に教わったレシピを参考に、トマト料理を作ってみました。

　
写真／菊地菫

教えてくれたのは、東京都練馬区の住宅街でトマトを栽培する「加藤トマトファーム」の加藤義貴さんです。

うまみがジュワ！　丸ごとトマトの炊き込みご飯



材料（米2合分）
中玉トマト…3個（150ｇ）
米（玄米または白米）…2合
かつおだし（顆粒）…5ｇ
なめこ…1パック（120ｇ）
ちりめんじゃこ…15ｇ
青じそ…3枚
いりゴマ…適量

作り方
1．米は洗って浸水し、ざるに上げて、よく水けを切る。トマトは洗ってヘタをとる。

2．炊飯器に米とかつおだしを入れて、2合の目盛りまで水を加え、さっと混ぜる。

3．2にトマト、さっと洗ったなめこ、じゃこを加え、炊く。



4．炊き上がれば完成。



5．茶碗に盛って、刻んだ青じそといりゴマを散らす。



「トマトは意外と和食に合うんです。トマトとかつおだしを入れて、炊飯器で炊くだけだから簡単ですよ」と教えたくれた加藤さん。

トマトとかつおだしのうまみで、ほかに調味料を加えなくてもご飯にしっかりと味がついています。トマトそのものも、ドライトマトのようにうまみが凝縮され、とっても贅沢な炊き込みごはんとなりました！


おつまみにピッタリ！　トマトのコロコロ生ハム巻き



材料（中玉トマト3個分）
中玉トマト…3個（150ｇ）
生ハム…30ｇ
A 溶き卵…1/2個分
A 小麦粉…大さじ2
A 水…小さじ1
パン粉…大さじ3
揚げ油…適量

作り方
1． トマトは洗ってヘタを取り、水けを切る。

2．1を生ハムで包む。


右側は、包む途中のもの

3．ボウルにAの材料を混ぜ合わせ、衣用のバッター液を作る。2にバッター液、パン粉の順で衣をつける。



4．フライパンに揚げ油を180度に熱し、3を入れる。こんがりと揚げ色がついたら、完成。



こちらは、加藤家定番のおつまみメニュー。トマトは、中まで火を通す必要がないので揚げ時間も短くて、らくちん！　トマトのジューシーさとコクが、たまらない一品です。生ハムの塩気があるので、ソースなどをかけずにそのままいただくのがおすすめですよ。

加藤トマトファーム特製ドレッシングもおいしい！

レシピを教えてくれた加藤トマトファームでは、完熟トマトをたっぷり使用したオリジナルトマトドレッシングを販売しています。


「トマトドレッシング」（税込700円）　写真／菊地菫

「このドレッシングはサラダはもちろん、夏場であれば麺類に合わせてもおいしいんです」と加藤さん。

茹でて冷水でしめたそばにかいわれ大根をのせ、めんつゆのかわりにトマトドレッシングをかければ、トマトの風味が香るぶっかけそばの完成です！　かいわれ大根を加えたことで彩りも味もさわやかに。



さらに、とろろをかければ、山かけそばにも。つるんとして食べやすいので、食欲が落ちがちな梅雨時にも、これからの暑い夏にもぴったりですよ。



気になった方はぜひ実際に作って食べてみてくださいね。