炒め物やサラダなど、サブとしてもメインとしても大活躍してくれる“ブロッコリー”。鮮やかな緑色が映えるため、お弁当の隙間おかずとしても重宝する野菜のひとつですよね。ブロッコリーは、目の届かないところに小さなゴミやホコリ、虫などが入り込んでいることもあり、野菜の中でも洗いにくさランキング上位に入るのではないでしょうか。よく購入するけれど、正しい洗い方がわからない方、必見！「水につけおきする」「遠心力を利用する」2つの方法を紹介します。ブロッコリーの洗い方って？２つの方法を試してみた！ブロッコリーの洗い方① 水につけおきする方法
用意するものポリ袋や保存袋
水
方法1. ポリ袋または保存袋、もしくはボウルに、小房にわけたブロッコリーを入れます。ブロッコリー全体がかぶる程度の水を入れ、20分ほどつけおきします。
2. 袋に空気を入れてふくらませた状態にし、水の中でこまかなゴミが出るように、シャカシャカと振ります。
3. 水を捨てて完了です。
大きめのボウルで水につけおきしても良いのですが、振って汚れをさらに落としたい場合には、ポリ袋や保存袋がおすすめ！
この方法は、小房にわけて洗いたい場合にぴったりです。小房にわけることで、花蕾の部分（緑の部分）に入り込んだ小さなゴミや虫をすみずみまで取り除きやすくなります。
小房にわけたブロッコリーは、水の中に入れるとくるんと回転し、ゴミを取りたい肝心な花蕾の部分が上に向いて水につかりにくくなってしまいます。なので、袋の中いっぱいにブロッコリーを入れて動かないように固定するとよいと思います。
ブロッコリーの洗い方② 遠心力を利用する方法
用意するもの大きめのボウルまたは鍋
水
方法1. ボウルや鍋にたっぷりの水を張り、ブロッコリーを逆さに持って水につけます。
2. そのまま水の中で、ブロッコリーをぐるぐると回転させます。
3. 水にゴミや汚れが浮いてきたら、新しい水に張り替え、2〜3回くり返したら完了です。
この方法は、ブロッコリーを1株まるごと使いきりたいときにおすすめです。ぐるぐると混ぜた水の勢いで、汚れやゴミを取り除き、遠心力を利用します。
最も手軽で簡単な洗い方なので、急いでいるときなど、なるべく時短に済ませたいときに便利ですよ！
きれいに洗ったブロッコリーで「ブロッコリーとゆで卵のデリ風サラダ」を作ってみました！
材料（2〜3人分）
ブロッコリー...1/3株
ゆで卵...2個
ベーコン（薄切り）...40g
マヨネーズ...大さじ2
オイスタソース...小さじ1
ブラックペッパー...適量
サラダ油...適量
作り方1. ベーコンを細切りにし、サラダ油を引いたフライパンでカリカリになるまで炒めます。
2. ゆでたブロッコリーとゆで卵を食べやすい大きさに切り、ボウルに入れます。
3. マヨネーズとオイスタソースを混ぜ合わせ、
2と和えます。
4. カリカリにしたベーコンをのせ、ブラックペッパーをかけたら、できあがり！
オイスタソースが隠し味のデリ風サラダです。ボリュームがあるので、おかずの一品としてはもちろん、ちょうどよい塩気がおつまみとしても重宝するレシピです。
今回の結論です！料理をおいしくする洗い方は…小房に分けて必要な分だけ調理するなら「水につけおき」、１株まるごと使い切るつもりなら「遠心力を利用」です。料理に使う量で選ぶといいんですね。
簡単できれいに洗える2つの方法で、ブロッコリー料理をよりおいしく楽しんでみてください。
