2022.04.09

食べる

【発酵食品のニューカマー】見た目は完全に味噌なのに塩分ゼロ⁉「発酵そみファ」食べてみた

日本人にはお馴染みの発酵食材といえば味噌。乳酸菌やアミノ酸などを豊富に含むことから「味噌は医者いらず」ともいわれます。健康のために積極的に食べたいですが、塩分がちょっと気になりますよね。そこで、見つけたのが味噌風調味料の「発酵そみファ」です。見た目は味噌そっくりなのに、なんと塩分はゼロとか。これってすごくないですか!気になる味や使い方など、詳しく食レポしますね。

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今回紹介する「発酵そみファ」は、味噌会社が伝統的な味噌の作り方に改良を加え、味噌と同じ材料(国産大豆、国産米、麹菌)を使って丁寧に発酵・熟成させたもの。まずは味噌そっくりのパッケージから見ていきます。



こちらが発酵そみファ。パッケージは完全に味噌です。ただ、原材料をみると「塩」の記載はありません。名称欄には「大豆発酵食品」と記されています。



そもそも味噌の定義は「大豆等をゆで麹菌を培養した米等を加えて食塩を混合し、発酵・熟成させたもの」です。それに対し発酵そみファは、食塩を使わず、それ以外の味噌の材料(大豆・米・麹)のみを発酵させたもの。なので「大豆発酵食品」という名称になるようです。



では、開けてみましょう!…うん、どこからどう見ても味噌です。スプーンですくった感じも味噌。



さっそくそのまま、ひと口食べてみます!…おお、口当たりは味噌なのですが全然しょっぱくない! 大豆と麹のアルコールの風味を感じますが、塩気が全くないのでパクパク食べちゃいたくなります。

そこで、にんじんにディップしてみます。



…うーん。全く塩気がないのでちょっと物足りないかも。そこでマヨネーズを“ちょい足し”。



食べてみると…コクがすごくあっておいしい! 見た目は味噌マヨですが、塩味が無い分、濃厚なマヨネーズといった味わいです。

マヨのちょい足し成功に気をよくして、次は公式サイトに掲載されていたクリームチーズのちょい足しにチャレンジ。



クリームチーズと発酵そみファを1:1で混ぜて、クラッカーに乗せて食べてみると…これまた大正解!



クリームチーズだけで食べるよりも味に深みが増してうま~い! 発酵そみファ、すごいです。

発酵そみファとお馴染みの調味料のコラボ、大成功ですね。そこで、今度は料理にも活用してみました。

発酵そみファ×マヨ×チーズで激ウマ!「発酵そみファドリア」



【材料】(2人分)
発酵そみファ…150g~
マヨネーズ…大さじ4
ロースハム(スライス)…2枚
ブロッコリー…適量
マッシュルームの水煮缶…適量
ピザ用チーズ…80g
ご飯…150g

【準備】
・ブロッコリーは小房に分けて、茹でておく。
・ハムを食べやすい大きさに切る。

【作り方】
1. ボウルに発酵そみファとマヨネーズを入れ、よく混ぜる。



2. 1にご飯を加え、更に混ぜる。



3. 2をグラタン皿に移し入れる。



4. ブロッコリー、ハム、マッシュルーム、チーズを順に乗せる。



5. オーブントースター(180℃)でこんがりと焼き色がつくまで焼いたら完成。



できましたー!



簡単なのに見栄えするのがうれしい。こんがりあつあつチーズがとろ〜り。おいしそー!



口に入れると、濃厚な発酵そみファとチーズの香りが鼻に抜けます。
ご飯には発酵そみファ+マヨネーズがしっかり絡んでいます。そこに濃厚なチーズが絶妙にマッチ! ボリュームや栄養アップのために、じゃがいもや玉ねぎを入れてもいいですね。ハムの代わりに鶏肉でもよさそうです。

普通の味噌と違って塩分を気にすることなく使えるうえ、味噌の健康パワーだけを摂れるので、ありがたいですね。

今回はドリアに使ってみましたが、いろんな料理に応用できそうで、わたしの創作意欲がすっごく刺激されました。ハンバーグに入れたり、カレーの隠し味にしたりするのもいいかも!

気になった方はぜひ一度試してみてくださいね。

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