2022.04.09

食べる

【家事検定】「塩少々」と「塩ひとつまみ」 量が多いのはどっち?では「塩ひとつかみ」ってどんな量?

『家事検定』ってご存じですか? 家事にまつわる知識をどれくらい持っているか、それをチェックできる検定です。そこで話題になっているのが、お料理でよく聞く「塩少々」と「塩ひとつまみ」、そして「塩ひとつかみ」は、どれくらいの量なの? という問題。その違いがよくわからないという方も、少なくないのではないでしょうか。こうした知識は頭に入れておいて損はなし! ということで、詳しく解説していきます。

【画像を見る】「塩少々」「塩ひとつまみ」「塩ひとつかみ」って?

そもそも、『家事検定』とは?

AC

家事、家にまつわるすべての事--。
「料理」「洗濯」「家計管理」「収納」「マナー」「暮らしの手入れ」と、7つの分野の知識を問う検定試験です。

もちろん、家事には「これが正解!」と断定できない事柄もありますが、一定の判断のもと答えを導き出していくそうですよ。
女性だけではなく、男性も家事をすることが増えてきた今の時代。「家事の大切さ・おもしろさ」を見出せるということで、性別・世代を越えて人気の検定なんです。

それでは、本題に入りましょう!

【塩の計り方】について知ってみる!

次の画像をご覧ください。
この画像の塩の量は次のうちどれになるでしょう?

①塩少々
②塩ひとつまみ
③どちらも同じ

AC

答えは…「①塩少々」でした!

”塩少々”とは親指と人差し指、2本の指でつまんだ量のこと。
実際に計ってみたら、0.3gでした。
もちろん計る人の手の大きさや塩の種類によって変動するはずなので、だいたい0.3g~0.6gくらいと思っておけばOKかなと思います。
ちなみに小さじに換算すると約1/17〜1/12杯。ごく少量です。

そして、”塩ひとつまみ”は、親指、人差し指、中指の3本の指でつまんだ量を言います。
実際に計ってみると、0.8gくらい(小さじ約1/6杯強)。
こちらも”塩少々”と同様に多少の幅を持たせ、約1g前後と考えておけばいいのではないでしょうか。

どんなふうに使い分ければいい?



塩少々
魚や肉にふりかけて下味をつけたり、塩味がもう一味足りない時などに。
ほんの少し塩を加える場合に使うことが多いです。

塩ひとつまみ
野菜を下茹でする時に色を鮮やかにしたり、野菜の塩もみで余分な水分を出したりしたい時など、下ごしらえの際に使うことが多いよう。

ちなみに塩ひとつかみというのは、軽く手でにぎったくらいの量。
30gほどで大さじ2杯程度、漬物やパスタを茹でる時に使う量だそうです。

とはいえ、これらはあくまで目安。
最終的にはご自身の舌を信じて調節することになります。


「ひとつまみ」「少々」「ひとにぎり」のように、手を使って調味料を測ることを「手計り」と言います。
和食でよく使われる測り方だそうで、少し間違えるだけで料理の仕上がりはグンと差がつきます。

ぜひこの「手計り」を上手に使い分け、おいしい料理を作っていきたいですね。

出典:Photo AC

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