2022.04.23

食べる

【酪農家発!カレー新常識】水の代わりに迷わず牛乳投入!「特濃ミルクカレー」はコク&まろ味がスゴイ!

子どもも大人もみんな大好き、国民食のカレーですが、北海道の酪農家のアレンジはけっこう大胆。なんと、水の代わりにたっぷりの牛乳を使うらしいんです。クリーミーになりそうだけど、実際どんな味に仕上がるんだろう…わたし興味津々です。ということで、「特濃ミルクカレー」レッツ、クッキング!

【北海道の酪農家発】「牛乳豆腐」ってご存じ?牛乳にアレを加えると、まんまカッテージチーズに⁉


教えてくれたのは、北海道は十勝エリアに位置する広尾町で、牧場を経営する角倉円佳(すみくらまどか)さん。

「牛乳は思い切ってたくさん入れるのがおいしく作るコツ! 牛乳嫌いの子でもペロリと食べちゃいますよ」(角倉さん)



牛乳に代えるだけで味の差歴然!「特濃ミルクカレー」



材料(6皿分)
牛乳…400mL
水…400mL
カレールウ(市販)…6皿分
豚バラ薄切り肉…250g
じゃがいも…2個(230g)
玉ねぎ…2個(400g)
にんじん…1/2本(100g)
サラダ油…大さじ1

作り方
1.じゃがいも、玉ねぎ、にんじんは皮をむき、ひと口大に切る。



豚肉も食べやすい大きさにカットしましょう。

2.鍋に油を熱して豚肉を入れ、色が変わるまで炒めたら、野菜を加えてさらに炒める。





3.玉ねぎが透き通ってきたら水を入れ、蓋をして10~15分煮込む。



4.じゃがいもに火が通り柔らかくなったら、火を止めてルウを入れ、溶かす。



5.ルウが溶けきったら、牛乳を加える。



5.中火弱で、10分ほど煮れば出来上がり!



完成したカレーはいつものカレーに比べると、見た目もクリーミーな色合い。



さっそく食べてみると…まろやかな牛乳のコクとカレーの存在感が絶妙なバランス! 牛乳の風味はカレーにしっかりなじんでいるので、違和感が全くありません。思った以上にしっかりカレーなので、これなら辛口カレーや甘口カレー、どんなルウでもコクのあるおいしい仕上がりになりそう!



そして、牛乳を加えることでうれしい効果がもうひとつ。「牛乳には、五大栄養素がすべて含まれています。カレーに加えれば、味もさることながら栄養価もぐんとアップして、パーフェクトな一皿になりますよ~!」(角倉さん)



五大栄養素とは、たんぱく質、ビタミン、炭水化物、脂質、ミネラルの5つ。わたしたちが健康に生きていくために欠かせない栄養素です。

その中でも特に注目したいのは、ビタミンB。髪や肌を健康な状態に保ってくれる、なんともうれしい栄養素なんですよ~!



牛乳の魅力を再認識できる「特濃ミルクカレー」。ぜひ作ってみてくださいね。



株式会社マドリン

角倉円佳(すみくら まどか)さん

北海道生まれ。帯広畜産大学別科を卒業後、20歳でカナダへ留学し、女性の牧場経営者のもとでの2年半の研修を経て帰国。24歳で「株式会社マドリン」を北海道・十勝に設立、女性酪農家としてスタート。以降、女性農業者としてラジオ番組DJもこなすなど、地域を活性化するために奮闘中。ふるさとワーホリ、酪農体験や実習生も、積極的に受け入れている。
株式会社マドリンHP:https://mowmow-madelyn.com/
角倉さんのラジオ番組:とかちウーマンフロンティア(FMJAGA)
https://www.jaga.fm/pg_list.php?id=29

写真提供/角倉円佳 レシピ写真/菊地菫 取材協力/JAひろお

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