2022.05.29

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【収穫は初夏】都会のベランダでいちごを育てたい!「いちご苗の植え付け」に挑戦してみた【東京農ライフ】

甘酸っぱくて栄養豊富ないちご。見た目もかわいいし、子どもも喜んで食べるし、冬から春にかけて本当に重宝しますよね。家庭菜園で育てる方が増えているそうで、わたしも興味があったんです。そんな時、情報番組『バゲット』を見ていたら自宅でいちごを栽培するポイントを紹介していました。しかも、これから育て始めて夏以降の収穫が可能とか。わが家は東京の小さな一軒家。うちの狭いベランダでも、いちごは元気に育つ…!?

ベランダで「いちご苗」を植えてみた!

春に植えても大丈夫?

クリスマス頃から欠かさず購入してきたいちごですが、春も終わりに近づき、スーパーに並ぶ量がだんだん少なくなってきました。

娘の大好物で、お弁当に欠かせなかったいちご。切るだけでお弁当箱の一画を埋めてくれていたいちご…。

いちごロスに見舞われたわたしは、自宅のベランダで栽培してみることにしました。
いちごは冬に多く出回るイメージですが、あれは冬に収穫できるハウス栽培の秋植えいちごだとか。春に植えても収穫には問題がないようです。よかった〜!
ちなみに春植えの種類としては、初夏に収穫できる”一季なり”、初夏から秋にかけて収穫できる”四季なり”があるそう。
『バゲット』では、”四季なり”のいちご、「なるあま」を植えていました。

実際に育ててみよう!

今回は、『バゲット』で紹介されていたいちごの栽培方法を参考にしながら、なるべくたくさん収穫できるよう工夫を凝らしたいと思います。
わたしが用意した苗は、ケチャップで有名なデルモンテが販売している「めちゃデカッ!いちご」。大粒で育てやすい”四季なり”のいちごです。
大粒というだけで、ワクワクしますよね。ちなみに『バゲット』で紹介されていた「なるあま」は見つけられませんでした。

イチゴの苗

あわせて、同じくデルモンテのいちご用培養土も購入しました。
実はこれ、袋にそのまま植え付けできる便利な土なのですが、『バゲット』で紹介されていた通り、プランターで栽培してみます。

イチゴ栽培に必要なもの

【苗の植え方】
1.プランターに鉢底石を2㎝ほど敷きます。

2.プランターの縁から約3㎝下まで培養土を入れます。

3.プランターの縁寄りに穴を2つ堀り、苗を植えます。

植え付け

ここで、2つだけポイントがあります。
ひとつめは花が咲いている向きをそろえ、プランターの縁寄りに植えること。こうすることで、実がついたときにプランターから実が垂れ、見た目が良くなるのだそうです。
まだ花のついていない苗の場合は、どこに花が咲いても良いように、プランターの中心部分に植えてくださいね。

ふたつめは、いちごの「クラウン」を土に埋めないようにすること。
「クラウン」とは、いちごの株元にある、王冠のような形をしたギザギザの部分です。ここから芽や花が出てくるので、クラウンを土に埋めてしまうと生長が阻害されるのだとか。
慎重に作業する必要があります。

イチゴのクラウン

4.ヤシの繊維を培養土の上に敷きます。
ヤシの繊維を敷くと葉の裏や実に土がつかないため、イチゴが病気になりにくくなるそうです。

5.ヤシの繊維をUピンや針金などで5か所ほど留めます。
小さな子どもと猫が引き抜いてしまいそうだったので、今回はこちらのステップは省略しました。
とくに問題がない方は、ピンで留めておくとヤシの繊維が散らからずに済みます。

6.プランターの底から水がでるまで水やりをおこない、日当たりのいい場所において完了です!
ヤシの繊維を敷き忘れていたので、水やりをしてから敷いてみました。

水やり

収穫量が増える、ひと手間とは?

これで植え付けは完了ですが、たくさん収穫するために『バゲット』で紹介されていたひと手間を加えます。

実は、いちごの実がなるには受粉が成功しなくてはなりません。
自然豊かな場所であれば、虫たちが受粉のお手伝いをしてくれますが、都会だったり高層階だったりすると、虫が少ない分、きちんと受粉できないことがあるのです。
この問題を解決するには、虫を引き寄せるお花をいちごと一緒に育てるか、人間が虫の代わりに受粉のお手伝いをする必要があります。
今回は苗を挟むようにして、いちごと相性がよくて香りの強い「ペチュニア」を植えてみました。
これで虫が引き寄せられる……と思うのですが、わが家の周囲はコンクリートやアスファルトだらけ。虫が飛んできてくれそうな畑らしい畑も見つかりません。あまり虫がいない地域の場合、効果のほどは不明です。

そこで、人間が受粉のお手伝いをする方法も試してみました。
使用するものは、こちら!

梵天~

耳かきのふわふわの部分(梵天(ぼんてん))です。梵天がない場合は、やわらかい筆でも代用できます。
受粉作業はシンプルで、朝早い時間帯に、咲いているお花のまわりを優しくくるくるとなでるだけ。

受粉作業

とっても簡単なので、小さなお子さんの食育の一環としてもおすすめです。
3歳の娘も受粉作業が楽しいようで、毎日率先して行っています。

小さな子どもでも大丈夫

収穫時期は、初夏から秋にかけて。
欲張って二手間加えたので、たくさん収穫できるといいな~と思います。

猫のうめこも、いちごが気になるようです。
ちなみに写真の梵天は、うめこに壊されました(笑)。

猫も興味津々


それでは収穫時期になりましたら、また報告しますね〜!


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