こんにちは! 北海道の農家で、管理栄養士でもある井澤綾華(あやか)です。突然ですが、じゃがいもの皮剥き、どうやっていますか。ピーラーで剥く? アルミホイルで皮をこそぐ? いえいえ、もっと楽にペロンな方法があるんです。それが、「レンチン」。たったそれだけ? って感じですよね。では、これから手順を詳しくお見せします。レンチンか・ら・の「ミルキーチーズポテト」レシピも紹介しますね♪
【道産子農家が選ぶ】「じゃがバター」の神トッピングBEST5を発表!堂々1位は…え、「〇〇漬け」を乗せる?ジャガイモは、皮つきでレンチンすれば、ピーラーや包丁を使わずとも、皮をスルスル~っと簡単にきれいに剥くことができます!
同時に、時短で火を通すことができて、水なしで加熱できるためホクホクした仕上がりになりますよ!
さっそく試してみましょう♪
「レンチン de じゃが皮剥き」のポイント!1. 用意するものはキッチンペーパーと少量の水、そしてラップです。
2. じゃがいもをよく洗った後、水で濡らしたキッチンペーパーで包み、さらにその上からラップで包み込みます。
※緑色に変色していたり、芽が出ていたりする場合は、あらかじめその部分を大きめに取り除いておきます。全体に緑色だったりあちこち芽が出ている場合は、食べないようにしましょう。
水で濡らしたペーパーはジャガイモをホクホクに仕上げるための保湿の役割をします3. 電子レンジに入れて火が通るまで加熱します。
ジャガイモMサイズ(120g前後)で500Wだと4分間、600Wだと3分半で火が通ります。もう少し大きいサイズになると1分程伸ばして加熱してみてください。竹串や菜箸で刺して火の通りをチェックすると安心です。
一度に加熱するジャガイモの数が増えると加熱時間も増えるので注意しましょう。2個で1.8倍、3個で2.5倍ほど時間を増やします。増やしすぎると加熱ムラが出るため、2~3個を限度にした方が無難です。
4. 加熱が終わったら取り出して、ラップの上から皮の切れ目を広げるように力を加えます。スル~と剥けます!
熱いのでやけどにはご注意を!皮付きのまま加熱することでジャガイモの風味をより活かすことができ、皮も表面だけを薄く手で剥くことができるため、食品ロスも少なく済みます。
道産子♡な「ミルキーなチーズポテト」加熱したら、ぜひこのポテトレシピをお試しください!
材料(1人分)チンして皮を剥いたじゃがいも…1個
ピザ用チーズ…大さじ2
牛乳…大さじ2
砂糖…小さじ1
塩・こしょう…各少々
作り方じゃがいもを熱々のうちに潰して、ピザ用チーズ、牛乳、砂糖、塩、こしょうを入れてよく混ぜ合わせれば出来上がり!超簡単!
私は札幌出身なのですが、市内の小学校の給食で出た味に似ている~と思いました。
肉料理の付け合わせにもピッタリ合います!
チーズポテトをアルミカップに乗せ、さらにピザ用チーズをかけてトースターで焼き目を付けてもおいしいですよ!
レンチンじゃがいも活用法じゃがいもは、煮込んだり蒸かしたりすると10~15分かかってしまう食材ですが、レンチンなら5分くらいで加熱できちゃいます。
レンチンしたジャガイモは、皮を剥いてサラダにしたり、そのままじゃがバターにしたりと便利に使えます!
カレーやシチュー等の煮込み料理に後入れしてもOK! 加熱時間の短縮にもなりますし、煮崩れの心配もありません。
粗熱を取ってから冷蔵庫に入れると3~4日は保存可能なため、一度に数個加熱して後日料理に使うこともできます。
また、茹でないので、じゃがいもの風味や甘味、ビタミン・カリウムなどの栄養素が流れ出ることもありません。
じゃがいもと電子レンジは最高のパートナー♡と言えそうですね~
井澤農園では、いまたまねぎがすくすくと育ってきています!
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井澤農園
井澤綾華(いざわ あやか)さん
北海道生まれ。札幌西高校卒業後、食のプロフェッショナルを志し、天使大学にて栄養学を学ぶ。在学中は、全国の農家との交流や札幌市内の食品ECでの勤務を通じて農業と食への知見を深め、並行して料理研究家としても活動。卒業後は管理栄養士の資格を取得し、フリーランスとしてレシピ提供や講演・執筆活動を行っている。北海道栗山町「井澤農園」4代目・孝宏の妻であり、三児の母でもある。
モットーは「食卓を支える生産者をより身近に感じることで、生活者の食をより豊かにしたい」。
井澤農園HP:https://izawa-farm.com/