2023.07.24

食べる

【北海道の農家直伝】"鮮度落ち"のとうもろこしにもう悩まない♪出汁びたし&かき揚げが最強ご飯泥棒な件♪



②甘みがギュ~っと凝縮♡「とうもろこしのかき揚げ」



材料

とうもろこし…1本(皮付きで1本450g前後の大ぶりのものを使用)
てんぷら粉…大さじ4
水…大さじ3
揚げ油…適量

作り方
1. 生のとうもろこしを芯に沿って包丁を入れて実を削ぐ。



2. 1をボウルへ入れて、てんぷら粉をとうもろこしにまぶしたら、水を加えて粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる。





3. 天ぷら鍋やフライパンに揚げ油を入れ、170℃になるまで加熱したら、スプーンでタネをすくって落とす。





タネに厚みが出ている場合は、箸で軽く押して平らにしましょう。
フライパンで揚げ焼きにする場合は、裏返して両面に色がつくまでよく揚げます。

4. 両面がきつね色になるまで揚げたら完成。



ご飯にのせるときは、天つゆをかけて天丼にしちゃいましょう!

一口頬張ると、サクッとした衣の中からジューシーで甘いとうもろこしが飛び出してきます。
おやつにも食べたくなる、優しい甘さのかき揚げです。加熱することで甘みが引き出されます。
青じそに乗せて揚げると粒が散らばりにくくなるので、揚げる際にバラバラになるのが不安な方はぜひやってみてくださいね。
香りも良くなっておいしいですよ♪

ニンジンの千切りや玉ねぎのスライスを混ぜるのもおすすめです。



このかき揚げ、丼もいいですが、単体で食べるのもおすすめ!
その時は、ぜひ天然塩をつけて、とうもろこし本来の味を楽しんでみてください。

栄養満点のとうもろこしをたくさん食べて!

とうもろこしはカロリーや糖質が高い野菜と思われていますが、他にも優れた栄養素を含みます。その中でも、特にビタミンB群は「代謝ビタミン」とも呼ばれ、食品からエネルギーを作り出す際の化学反応に必要不可欠なビタミンです。

また、ビタミンB群は疲れを感じる原因である乳酸を代謝する時にも必要です。運動習慣がある方以外にも夏バテや「何となく体がだるい」と感じている人にもとうもろこしはおすすめの食品ですよ!

これから本格化する暑さに備えて、「おかずとうもろこし」で栄養をたくさんとりましょう~!


井澤農園

井澤農園

井澤綾華(いざわ あやか)さん

北海道生まれ。札幌西高校卒業後、食のプロフェッショナルを志し、天使大学にて栄養学を学ぶ。在学中は、全国の農家との交流や札幌市内の食品ECでの勤務を通じて農業と食への知見を深め、並行して料理研究家としても活動。卒業後は管理栄養士の資格を取得し、フリーランスとしてレシピ提供や講演・執筆活動を行っている。北海道栗山町「井澤農園」4代目・孝宏の妻であり、三児の母でもある。
モットーは「食卓を支える生産者をより身近に感じることで、生活者の食をより豊かにしたい」。
井澤農園HP:https://izawa-farm.com/

写真/井澤 綾華

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